大宮市
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大宮市(おおみやし)は、1940年から2001年まで、埼玉県南部に存在していた都市(行政)。旧北足立郡。
2001年5月1日に、浦和市、与野市と合併し、さいたま市の一部となった。2003年4月1日、同市の政令指定都市移行により、旧市域は大宮区、西区、北区、見沼区の4つの行政区に分割された。
目次 |
概要
氷川神社の門前町、中山道の宿場町として発達した。又、関東地方有数の交通の要衝である。
日本鉄道の後の東北本線が開業による後の高崎線との分岐点に大宮駅が置かれ、国鉄大宮工場をはじめとする工場の所在地として発展。県下随一の商業都市となった。そのため財政的にも恵まれており、合併前の1980年代、および90年代は、県内でも数少ない地方交付税不交付団体であった。[1]
なお「大宮」という地名は、中世より武蔵国一宮とも称されるようになった氷川神社の門前町として栄えたことに由来する。 東西に広い形をなしており、「鳥が翼を広げたようだ」と称されたこともある。
地理
歴史
江戸時代に中山道大宮宿が置かれる。大宮宿は当初、本村、北原、甚之丞新田、右衛門八分、新宿中町、新宿下町、吉敷新田の7村からなっていたが、後年は宮町、大門町、仲町、下町、吉敷町で構成された。江戸から近い割には大きな宿場で、紀州藩の鷹場本陣も置かれていた。
明治維新後、街道宿場としての役目を終えて大宮宿周辺が衰退する。一時的に県庁が置かれるも、すぐに浦和へ移転した。白井助七(後の大宮町長)ら地元有志は町のこれ以上の衰退を危惧して、土地の提供を提示して駅の誘致運動を始めた(白井の尽力を記念して、大宮区内の山丸公園に蒸気機関車と記念碑が置かれている)。
- 1885年(明治18年)3月16日 - 現在のJR東北本線の開業により、現高崎線との分岐点に大宮駅開業。埼玉県の拠点駅として賑わいを取り戻す。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、北足立郡大宮宿・土手宿・上天沼村・下天沼村・高鼻村が合併し大宮町となる。
- 1894年(明治27年)10月20日 - 日本鉄道業務部汽車課(後の国鉄大宮工場、現在のJR大宮総合車両センター)設立。
- 1898年(明治31年)7月15日 - 大宮商業銀行が設立。
- 1901年(明治34年) - 片倉工業が東京市千駄ヶ谷から仲町に製糸場を移転(後に吉敷町へ再移転)。この頃から「鉄道と製糸の町」として活況を呈す。
- 1932年(昭和7年)
- 1933年(昭和8年) - 大宮町に都市計画法が施行される。
- 1934年(昭和9年) - 大宮町・三橋村・大砂土村・日進村が都市計画地域に指定される。
- 1940年(昭和15年)11月3日 - 大宮町・三橋村・大砂土村・宮原村・日進村が合併し、大宮市となる。
- 1945年(昭和20年)4月 - 太平洋戦争末期に小規模な空襲を受ける。終戦以後、大きな戦災を免れ、交通の便がよかったことから人と物が集まり、商業地として注目される。
- 1955年(昭和30年)1月1日 - 指扇村・馬宮村・植水村・片柳村・春岡村・七里村が大宮市に編入される。
- 1960年代 - 大宮駅東口に大型店の出店相次ぎ、「商都」として急成長する。
- 1982年(昭和57年)6月23日 - 東北新幹線大宮駅開業。以後、大宮駅西口が急成長。
- 1982年(昭和57年)11月1日 - 上尾市大字平方領々家の一部が大宮市に編入される。
- 2000年(平成12年)11月3日 - 市制施行60周年。
- 2001年(平成13年)5月1日 - 与野市・浦和市と合併し、さいたま市となる。
- 2003年(平成15年)4月1日 - 旧大宮市域に、大宮区、西区、北区、見沼区が設置される。
行政
歴代市長
| 代 | 氏名 | 就任 | 退任 | 期・備考 |
|---|---|---|---|---|
| 笠原眞作 | 1940年11月3日 | 1941年1月20日 | 市長職務管掌者 埼玉県地方課長として埼玉県より派遣 | |
| 初 | 今井五六 | 1941年1月20日 | 1944年5月2日 | 1期 |
| 2 | 戸田由美 | 1944年5月30日 | 1945年3月17日 | 1期 |
| 3 | 加藤睦之介 | 1945年5月26日 | 1946年3月12日 | 1期 |
| 4 | 今井五六 | 1946年6月14日 | 1946年11月12日 | 1期(2期目) |
| 5 | 津川辰政 | 1947年4月8日 | 1951年4月7日 | 1期・当代以降は公選制により選出 |
| 6 | 1951年4月8日 | 1955年5月1日 | 2期 | |
| 7 | 清水虎尾 | 1955年5月2日 | 1959年5月1日 | 1期 |
| 8 | 秦明友 | 1959年5月2日 | 1963年5月1日 | 1期 |
| 9 | 1963年5月2日 | 1967年5月1日 | 2期 | |
| 10 | 1967年5月2日 1969年12月21日 | 1969年11月23日 1971年5月1日 | 3期 | |
| 11 | 1971年5月2日 | 1975年5月1日 | 4期 | |
| 12 | 1975年5月2日 | 1978年6月24日 | 5期 | |
| 13 | 馬橋隆二 | 1978年8月6日 | 1982年8月5日 | 1期 |
| 14 | 1982年8月6日 | 1986年8月5日 | 2期 | |
| 15 | 1986年8月6日 | 1990年8月5日 | 3期 | |
| 16 | 新藤享弘 | 1990年8月6日 | 1994年8月5日 | 1期 |
| 17 | 1994年8月6日 | 1998年8月5日 | 2期 | |
| 18 | 1998年8月6日 | 2001年4月30日 | 3期、合併によるさいたま市の設置に伴い失職 |
経済
商業
- 旧大宮市中心部は、埼玉県の商業の中心地となっている。交通のアクセスが良く埼玉県内は元より、栃木県や群馬県からも買物客が訪れている。
- また、旧与野市、浦和市にまたがる旧国鉄大宮操車場跡地にさいたま新都心が造成され、両市との合併の契機となった。
- 一方で、郊外の国道16号東大宮バイパスの沿線には、ロードサイドショップが多く立地している。
本社を置く主な企業
- 武蔵野銀行
- しまむら
- 富士薬品
- アライヘルメット
- 島忠
- カッパ・クリエイト(かっぱ寿司)
- ハイデイ日高(日高屋、来来軒、台南市場、文楽座)
- アイダ設計
- グリーンクロス・コア
- カルソニックカンセイ(さいたま市設置後に移転設置)
- リズム時計工業
- 八木アンテナ (企業)
- 埼玉新聞社(さいたま市設置後に移転設置)
- 株式会社エフエムナックファイブ (NACK5)(さいたま市設置後に移転設置)
- タムロン
- フジノン
- イエロー・サブマリン_(ホビーショップ)
- 大宮ソフト
- 大川ホームセンター
姉妹都市・提携都市
国内
海外
地域
健康
- 平均年齢:39.6歳(男=38.8歳、女=40.5歳) (2001年1月1日現在)
医療
- 大宮市市民医院(さいたま市設置後、さいたま市立市民医院大宮と名称変更し2004年3月に閉鎖)
- 大宮市医師会市民病院(さいたま市設置後、さいたま市民医療センター開院に伴い2009年2月に閉鎖)
- さいたま市民医療センター(さいたま市設置後に開院)
- 大宮広域救急医療センター(大宮市・伊奈町の共同運営 さいたま市設置後に閉鎖)
主な学校
小学校
- 市立
中学校
- 市立
- 大宮市立東中学校
- 大宮市立南中学校
- 大宮市立北中学校
- 大宮市立桜木中学校
- 大宮市立三橋中学校
- 大宮市立大成中学校
- 大宮市立日進中学校
- 大宮市立宮原中学校
- 大宮市立植竹中学校
- 大宮市立大砂土中学校
- 大宮市立指扇中学校
- 大宮市立馬宮中学校
- 大宮市立片柳中学校
- 大宮市立春里中学校
- 大宮市立西中学校
- 大宮市立七里中学校
- 大宮市立泰平中学校
- 大宮市立宮前中学校
- 大宮市立植水中学校
- 大宮市立大谷中学校
- 大宮市立第二東中学校
- 大宮市立土屋中学校
- 大宮市立八幡中学校
- 大宮市立土呂中学校
- 私立
高等学校
- 市立
- 県立
- 私立
大学
交通
鉄道路線
- 中心駅:大宮駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
道路
高速道路
一般国道
都道府県道
- 主要地方道
- 埼玉県道1号川口大宮線 (第二産業道路)
- 埼玉県道2号大宮春日部線 (旧国道16号)
- 埼玉県道3号大宮栗橋線 (大栗線)
- 埼玉県道5号大宮菖蒲線 (第二産業道路)
- 埼玉県道35号川口上尾線 (産業道路)
- 一般県道
- 埼玉県道101号浦和大宮線 (旧中山道)
- 埼玉県道164号鴻巣桶川大宮線 (旧中山道)
観光
- 観光地
- 氷川神社
- 大宮公園
- 本田静六設計造営・春の桜は見事。氷川神社の鎮守の森の役割を果たしている。
- 埼玉県営大宮公園野球場
- 埼玉県営大宮公園サッカー場(現・ナックファイブスタジアム大宮)大宮アルディージャの本拠地
- 大宮競輪場
- 大宮市営球場(現・さいたま市営大宮球場)
- 大宮市立漫画会館(現・さいたま市立漫画会館)
- 祭事
- 大宮薪能(毎年5月開催)
- 大湯祭(俗称-十日市、毎年12月10日)
氷川神社では11月30日から12月10日まで前齋が行われ、19時30分からかがり火が焚かれる。この火にあたると無病息災・火防の御利益があると伝わる。
大宮市出身の有名人
- アキコ・カンダ(ダンサー)
- 天地真理(歌手)
- 大島裕行(野球選手)
- 加藤保男(登山家)
- 遠藤憲昭 (アパレル)
- 小柳ゆき(歌手)
- さとうふみや(漫画家)
- 城石憲之(野球選手)
- 新藤享弘(元大宮市長。大宮市としては最後の市長)
- 星野おさむ (野球選手)
- 河相我聞(タレント)
- 高橋由美子(タレント)
- 土田晃之(タレント)
- 向井亜紀(タレント)
- 山科愛(宝塚歌劇団・女優)
- 吉田美奈子(ミュージシャン)
- 吉本多香美(タレント)
- 若田光一(宇宙飛行士)
- 南沢奈央(女優)[2]
特記事項:大宮市再分離・独立運動
現さいたま市市議会議員の吉田一郎は大宮市の再分離・独立を主張し「大宮市亡命市役所」というウェブサイトを運営している。また、同様の主張を掲げる「やっぱり大宮市民の会」の代表も務めている。
関連項目
脚注
外部リンク
- 大宮市ホームページ[リンク切れ]
- 浦和市・大宮市・与野市合併協議会[リンク切れ]
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