都営地下鉄浅草線

関連キーワードで検索

関連キーワードで検索

都営地下鉄浅草線
乗り入れ先の京急線内を走る5300形電車
乗り入れ先の京急線内を走る5300形電車
都営地下鉄浅草線の路線図
路線総延長18.3 km
軌間1435 mm
電圧1500 V (直流)
最高速度70 km/h
停車場・施設・接続路線
凡例
画像:BSicon leer.svgENDEa画像:BSicon leer.svg画像:BSicon leer.svg画像:BSicon leer.svg
KDSTlABZrf
馬込車両検修場
TUNNELaENDEa
tSTRlftABZlg
tBHF
0.0A-01 西馬込
teABZlfextSTRlg
tSTRexTUNNELe
tSTRexKDSTe
馬込工場
tKRZ
東海道新幹線
tKRZ
横須賀線湘南新宿ライン
tBHF
1.2A-02 馬込
tBHF + HUB84
tBHF + HUB84
tBHF
HUB64
2.1A-03 中延
tKRZ
BHFq + HUB83
BHFq + HUB83
BHFq
東急大井町線
tBHF
3.2A-04 戸越
STRrgtKRZ
東急池上線
KBHFe + HUB81
KBHFe + HUB81
KBHFe
tSTR
BHFq + HUB26
BHFq + HUB26
BHFq
tKRZ
山手線
HUB62
tBHF + HUB82
tBHF + HUB82
tBHF
4.8A-05 五反田
tBHF
5.5A-06 高輪台
HLUECKETUNNELlutABZlg
京急本線
tBHF
6.9A-07 泉岳寺
LUECKEtSTRtSTRrg
I 三田線
HST + HUB84
HST + HUB84
HST
HUB25
tBHF + HUB25
tBHF + HUB25
tBHF
tBHF + HUB82
tBHF + HUB82
tBHF
8.0A-08 三田 /←田町
KRZuSTRlgtSTRtSTRlf
東京モノレール羽田線
HST + HUB84
HST + HUB84
HST
KHSTe + HUB74
KHSTe + HUB74
KHSTe
tBHF + HUB82
tBHF + HUB82
tBHF
9.5A-09 大門 /←浜松町
tSTRrg + STR
tSTRrg + STR
tSTRrg
tBHFq + HUB83
tBHFq + HUB83
tBHFq
tKRZttSTRq
E 大江戸線
tSTR + STRlf
tSTR + STRlf
tSTR
STRqtKRZSTRlg
山手線・京浜東北線
mtKRZuSTRlgtSTRSTR
ゆりかもめ
tABZrgumKRZttABZrfSTR
都営汐留連絡線
tHST + HUB84
tHST + HUB84
tHST
uHST + HUB82
uHST + HUB82
uHST
tSTRSTRtSTRrg
汐留駅
tSTR
uKBHFe + HUB84
uKBHFe + HUB84
uKBHFe
tBHF + HUB25
tBHF + HUB25
tBHF
BHF + HUB25
BHF + HUB25
BHF
tBHF + HUB82
tBHF + HUB82
tBHF
10.5A-10 新橋
tSTRrftSTRSTRlftKRZ
tSTRrg
tBHFq + HUB81
tBHFq + HUB81
tBHFq
tKRZttSTRq
tKRZt + HST legende
tKRZt + HST legende
tKRZt
H 日比谷線 (右)銀座駅
LUECKEHUB62
tBHF + HUB82
tBHF + HUB82
tBHF
tSTR
11.4A-11 東銀座
tKRZttSTRqtKRZt
京葉線
tBHFtHST
12.2A-12 宝町 京橋
tBHF + HUB84
tBHF + HUB84
tBHF
HUB74
tBHF + HUB82
tBHF + HUB82
tBHF
13.0A-13 日本橋
tKRZt
tBHFq + HUB83
tBHFq + HUB83
tBHFq
tKRZt
T 東西線
tSTRtSTRlf
G 銀座線
LUECKEHUB63
tBHF + HUB82
tBHF + HUB82
tBHF
13.8A-14 人形町
tSTRlf
tBHFq + HUB83
tBHFq + HUB83
tBHFq
tKRZttSTRq
H 日比谷線
tSTRtSTRrg
総武線(快速)
tKRZt
tBHFq + HUB81
tBHFq + HUB81
tBHFq
tKRZt
S 新宿線馬喰横山
tBHF + HUB84
tBHF + HUB84
tBHF
HUB72
tBHF + HUB82
tBHF + HUB82
tBHF
14.5A-15 東日本橋 馬喰町
tKRZttSTRqtSTRrf
tKRZh
HBHF-ELEV + HUB81
HBHF-ELEV + HUB81
画像:BSicon HBHF-ELEV.svg
総武線(各駅停車)
tBHF + HUB84
tBHF + HUB84
tBHF
HUB61
15.2A-16 浅草橋
tBHF + HUB84
tBHF + HUB84
tBHF
HUB64
15.9A-17 蔵前
tKRZt
tBHFq + HUB83
tBHFq + HUB83
tBHFq
tSTRq
大江戸線
tSTRtSTRrgtSTRq
G 銀座線
tBHF + HUB84
tBHF + HUB84
tBHF
tKBHFe + HUB25
tKBHFe + HUB25
tKBHFe
KBFa-ELEV + HUB82
KBFa-ELEV + HUB82
KBFa-ELEV
16.8A-18 浅草
tBHFhSTR
17.5A-19 本所吾妻橋
tSTRlgtSTRhSTR
Z 半蔵門線
tBHF + HUB84
tBHF + HUB84
tBHF
tBHF + HUB82
tBHF + HUB82
tBHF
ELEVe + HST
ELEVe + HST
ELEVe
18.3A-20 押上 /業平橋
tSTRlftKRZtTUNNELruABZ3lf
東武伊勢崎線
TUNNELe
京成押上線
eABZlfexKDSTr
向島検修場

浅草線(あさくさせん)は、東京都大田区西馬込駅から墨田区押上駅までを結ぶ、東京都交通局が運営する鉄道路線都営地下鉄)である。『鉄道要覧』には1号線浅草線と記載されている[1]。開業当初は「都営1号線」と称した(後述)。

営業区間全線に亘って地下を走行するが、車両基地(馬込車両検修場)への引込線高架線を走行する。路線名の由来は下町のイメージが色濃く残り、かつ国際的観光地でもある浅草から。車体及び路線図や乗り換え案内で使用されるラインカラーは「ローズ」: A 、路線記号はA。ただし、線内では朱色茜色等も用いられる。

目次

概要

東京都区部を南部から中央部・墨東地域にかけて走る。泉岳寺駅京急本線と、押上駅で京成押上線と接続し、それぞれ相互直通運転を行っている。詳細は運行概況を参照。

また、線区はおおむね京浜東北線銀座線総武本線といった既設の旅客流入路線のバイパスとなる線形をとり、直通による頻発運転を行っていることもあり、朝ラッシュ時の最混雑率は121%(平成17年度)と東京の地下鉄では低いレベルにある。馬込車両検修場を除き全線が地下線となっている。 収支状況は平成18年度決算で純損益約67億円の黒字[2]である。

路線データ

本路線の建設費用は822億5,569万円である。主な内訳は線路費が553億4,195万円、用地買収・権利設定費用が92億4,443万円、総係費・建設利息が82億4,475万円、車両費が33億3,457万円(以下、省略)となっている[3]

沿革

戦前より地下鉄への参入を希望してきた東京都にとって、浅草線は初の地下鉄路線である。1958年8月に都の参入が認められ、ともに都心にターミナルのない京成(押上)および京急(品川)との相互乗り入れを前提に建設された。当時は京成と京急で軌間が異なっていたが、京急の1435mm軌間に3者が統一することとなった。路線建設は京成側から進められ、1960年に押上 - 浅草橋間が開業、順次路線が延長された。当時同じく建設中であった営団地下鉄(現在の東京地下鉄)の日比谷線と競い合うように工事が進められたが、浅草線は軟弱地盤に悩まされて工事が遅れ、1964年東京オリンピックまでに全線開通が間に合わなかった。このため、東京五輪開催期間中は建設工事が休止させられた。

1968年(昭和43年)の都市交通審議会答申第10号において、東京1号線は、「品川及び西馬込の各方面より田町、新橋、浅草橋及び浅草の各方面を経て押上方面に至る路線」として示されている。その後答申第15号では、押上 - 青砥 - 高砂 - 大町附近 - 鎌ヶ谷市北部 - 千葉ニュータウン小室地区への延伸計画が示され、青砥 - 高砂間は京成線の複々線化を行うものとされた。このうち西馬込 - 押上が都営浅草線、品川 - 泉岳寺が京急線、青砥 - 高砂が京成線の線増分、高砂以東が北総開発鉄道(現:北総鉄道)北総線として開業している。

なお当初計画では浅草駅は存在せず、浅草橋から駒形を経由して押上に向かう予定であった。しかし利便性を考慮して蔵前・浅草・本所吾妻橋の各駅が設置され、蔵前が駒形の代替となった。駒形の駅用地は駒形変電所として活用されている。

開業当初、他に都の経営する地下鉄は存在しておらず、単に都営地下鉄線と呼ばれていたが、その後現三田線が開業すると、1968年(昭和43年)の都市交通審議会答申第10号の路線名称を借用し都営1号線都営6号線と称した。その後、新宿線の開業を年末に控え、正式名称を公募することになり、1978年(昭和53年)7月1日 より1号線は浅草線、6号線は三田線、10号線は新宿線の名称が与えられた。

年表

  • 1955年(昭和30年)10月3日 東京都が蔵前2丁目 - 押上間の地方鉄道敷設免許の申請ならびに馬込 - 蔵前2丁目間の営団地下鉄が所有していた鉄道免許の譲受を申請。
  • 1956年(昭和31年)8月27日 地下鉄1号線最初の建設工事を開始。
  • 1956年(昭和31年)10月3日 1955年10月3日に申請した免許の取得と免許譲受が許可される。(つまり、押上 - 馬込間の地方鉄道免許を取得)
  • 1960年(昭和35年)10月12日 5000形車両が完成する。
  • 1960年(昭和35年)11月25日 西馬込 - 馬込間の地方鉄道敷設免許を申請。
  • 1960年(昭和35年)12月4日 都営1号線として押上 - 浅草橋間 (3.2km) 開業。地下鉄と郊外の民鉄事業者による初の乗り入れとして京成電鉄と相互直通運転開始。京成曳舟 - 荒川(現・八広)間の旧向島駅付近に向島検修場を開設。
  • 1962年(昭和37年)5月31日 浅草橋 - 東日本橋間 (0.6km) 開業(単線)。同日、浅草橋駅の線路配線を一部変更(引き上げ線を旧北行線に移設、旧留置線を新北行線に変更)。
  • 1962年(昭和37年)9月30日 東日本橋 - 人形町間 (0.7km) 開業、浅草橋 - 東日本橋間複線化。
  • 1963年(昭和38年)2月28日 人形町 - 東銀座間 (2.4km) 開業。東銀座駅には折り返し設備がないため、列車の折り返しは同駅から0.9km先の汐留信号所(初代)で行った。高砂検修所を開設。
  • 1963年(昭和38年)12月12日 東銀座 - 新橋間 (0.9km) 開業。汐留信号所(初代)を駅に格上げ。
  • 1964年(昭和39年)4月21日 西馬込 - 馬込間の地方鉄道敷設免許を取得。
  • 1964年(昭和39年)10月1日 新橋 - 大門間 (1.1km) 開業(単線運転。このため約半数の列車は新橋駅折り返し)。
  • 1968年(昭和43年)6月15日 新橋 - 大門間複線化。京急車の浅草線内営業運転を開始。
  • 1968年(昭和43年)6月21日 大門 - 泉岳寺間 (2.6km) 開業。京浜急行電鉄と相互直通運転開始。
  • 1968年(昭和43年)11月15日 泉岳寺 - 西馬込間 (6.9km) 開業。全線開通。馬込検修場・車両工場が完成し、向島・高砂検修場を廃止。
  • 1970年(昭和45年)7月 ラインカラーを導入。
  • 1970年(昭和45年) 京急の夏季休日ダイヤの関係で一部列車が臨時増結し、東京の地下鉄で初めて8連で乗り入れる。
  • 1973年(昭和48年)12月31日 労働争議により、浅草線の大晦日 - 元日の終夜運転を中止する。
  • 1976年(昭和51年)2月28日 5200形電車を導入。
  • 1976年(昭和51年)6月10日 全列車が6両編成となる
  • 1978年(昭和53年)6月21日 ラッシュ時において京成線からの直通列車での8両編成運転を開始する。
  • 1978年(昭和53年)7月1日 都営1号線から都営浅草線に改称。
  • 1986年(昭和61年)12月31日 浅草線を含む都営地下鉄で大晦日 - 元日の終夜運転を再開。
  • 1989年平成元年)3月19日 江戸橋駅を日本橋駅に改称。
  • 1991年(平成3年)3月31日 北総開発鉄道(現・北総鉄道)と相互直通運転開始。5300形電車営業運転開始。
  • 1995年(平成7年)7月2日 5000形電車の営業運転終了。冷房化率100%となる。
  • 1998年(平成10年)11月18日 地下鉄初の特急列車となるエアポート快特・エアポート特急(現在廃止)運転開始。
  • 2000年(平成12年)4月20日 都営浅草線から浅草線に改称。
  • 2002年(平成14年)10月27日 芝山鉄道と相互直通運転開始。
  • 2004年(平成16年)6月 馬込車両検修場完成。馬込工場を廃止。
  • 2006年(平成18年)4月1日 大門 - 新橋間に大江戸線との連絡線である「汐留連絡線」が開通。
    5200形のさよなら運転(北総線千葉ニュータウン中央駅にて)
    5200形のさよなら運転(北総線千葉ニュータウン中央駅にて)
  • 2006年(平成18年)11月3日 5200形電車の営業運転終了。西馬込 - 北総線千葉ニュータウン中央間でさよなら運転を実施。
  • 2007年(平成19年)3月17日 C-ATSの一部機能を使用開始。
  • 2007年(平成19年)7月8日 未明に泉岳寺駅構内の送電ケーブルから火災が発生し、その後三田駅で発生した車両故障(京急車両)が重なり、始発から15時40分頃まで全線不通になる。運行再開後も京急線との直通運転を終日中止。翌9日、関東運輸局が交通局に文書で警告する事態となる。

最初の開業について

押上 - 浅草橋間の開業は1960年(昭和35年)12月1日に予定され、開通式はその前日となる11月30日に実施した。

しかし、全体の施設完成後の同年11月に東京陸運局に運輸開始認可の申請を行い、11月25日より5日間にわたり運輸省(現・国土交通省)による運輸開始検査を行ったが、駅施設の内装の不備、駅務員の教育不足などいくつかの指摘事項を受けた。

このため、12月1日の開業時に運輸開始認可が下りず、旅客営業ができなくなるという事態が発生した。その後、東京都は指示された期限内に完成させること、業務指導を徹底することを確約し、再確認を受けた12月4日の午後になり、運輸開始認可を受けた。このため、当日も始発からの運転開始が、押上駅14時35分発からの運行となり、多くの混乱が生じたとされている[3]

また同線は第1期開業区間を押上 - 人形町で計画していたが、人形町駅付近での工事中に事故が発生したため、計画を変更して浅草橋までの開業となった。

運行概況

以下の鉄道路線との乗り入れが存在し、相互直通運転の多様性が特色として挙げられる。大部分の列車が他社線と直通しているため、終点駅である押上折り返しの列車は少ない。列車は最大で4事業者に跨って運転される。これはPASMOにおける改札内乗継回数の上限と重なるが、乗り入れ先のうち芝山鉄道線内ではPASMOが使用できない。

押上経由

泉岳寺経由

泉岳寺から南方向は京急線直通旅客の便を図り、品川・羽田空港横浜方面への列車を多く運転している。支線的位置付けの西馬込 - 泉岳寺間については区間運転列車も多く存在し、日中は同区間の列車の3分の2にも及ぶ。それとは逆に押上 - 西馬込間の線内運転のみを行う列車は平日朝の4往復のみとなっている。

列車種別は乗り入れ先での種別を表示し、線内止まりとなる列車は「普通」を表示し、放送等の案内で「各駅停車」を用いる。京急品川や押上で種別を変えて直通する列車もある。運行される種別は多いが、エアポート快特が通過駅を持つほかは各駅に停車する。なお、浅草線と直通または接続し、泉岳寺から京急線内を「普通」で運行する京急線下り方面の列車は平日に2往復、土曜・休日に2.5往復のみ(いずれも品川駅まで)である。

ダイヤ

乗り入れ先である京急本線・北総線が20分サイクル、京成本線・押上線が40分サイクルのパターンダイヤなので、浅草線でも40分サイクルのパターンダイヤが組まれており、浅草線内は平均5分間隔で運転される。エアポート快特は泉岳寺および押上において先着列車の待避を受ける。日中の1時間当たりの運行本数はおおむね次の通り。

  • 西馬込駅 - 泉岳寺駅 6本
    • 泉岳寺で京急線直通列車と接続。
  • 西馬込駅 - 押上駅 - (普通・急行) - 京成高砂駅(一部青砥駅) 3本
    • 南行は半数が京成線内急行で、泉岳寺発着の快特に接続。北行はすべて普通で、半数が押上でエアポート快特を待避。
  • 三崎口駅京急久里浜駅 - (快特) - 泉岳寺駅 - 押上駅 - (普通・急行) - 青砥駅・京成高砂駅 3本
    • 北行の半数は京成線内急行。南行の半数は押上でエアポート快特を待避。
  • 羽田空港駅 - (快特) - 泉岳寺駅 - 押上駅 - (快速) - 京成佐倉駅 3本
    • 半数はエアポート快特。泉岳寺で西馬込発着の列車に接続。品川で快特から快速に、押上で快速から快特に、それぞれ種別変更。
  • 羽田空港駅 - (急行) - 泉岳寺駅 - 押上駅 - (普通) - 印西牧の原駅印旛日本医大駅 3本
    • 毎時1本は印西牧の原駅発着。泉岳寺で西馬込発着の列車に接続。

全体では、西馬込 - 泉岳寺間が毎時9本、泉岳寺 - 押上間が毎時12本(うち8本に1本はエアポート快特)の運転となる。日中は泉岳寺駅で接続が図られ、西馬込発着の列車と京急線内発着の列車との乗り換えがしやすくなっている。

箱根駅伝開催日は京急蒲田駅付近にある第一京浜の踏切を選手が通過するため、毎年1月3日には臨時ダイヤが組まれ、選手の通過時間に合わせ、一部の羽田空港行きが京急川崎行きに変更される。

エアポート快特

詳細は「エアポート快特」を参照

優等列車として、エアポート快特が運行されている(別料金不要)。停車駅は駅一覧表を参照。

待避駅は泉岳寺[4]および押上で、京成線方面行は泉岳寺でおおむね夕方以降の一部列車が隣りホーム待避の浅草線内各駅停車の列車に接続して先行し、押上駅ではすべての列車が先行列車を追い越すほか、羽田空港行は泉岳寺で西馬込方面の区間列車に接続するダイヤを組んでいる。京急線からのエアポート快特は京成線内では快速となるが、夕方以降の時間帯に京急線内急行となり品川から種別変更となるエアポート快特のみ、京成線内で通勤特急あるいは快特に再び種別変更となる。

新設当時は羽田成田の両空港を結ぶ列車との位置付けであったが、車両運用の都合上昼間時および朝ラッシュ前の南行と夕方ラッシュ終了後の北行のみが運行されていた。また、羽田空港からエアポート快特と同じ駅に停車し、青砥または京成高砂が始発・終着駅となる「エアポート特急」も運行されていたが、1999年7月31日の京急の白紙ダイヤ改正で「エアポート快特」に統合された。

毎年7月に開催される隅田川花火大会の際には、観客輸送のため蔵前・本所吾妻橋の両駅に臨時停車する。

将来、浅草線内の当該列車運行部分の駅に追い越し設備を設け、羽田・成田両空港間を1時間程度で結ぶ構想が国土交通省で検討されている(今後の予定の章も参照)。

車両

4社と相互直通運転を行っているため、2009年現在で最大16形式の車両が運行されている。制御電動車を先頭車に配していない京成電鉄芝山鉄道3600形京浜急行電鉄への乗り入れができないため、浅草線では西馬込駅発着の運用に使われる。また京急2100形は浅草線への直通運転こそできないが、泉岳寺駅までは入線できるため、泉岳寺駅に限っては最大17形式の車両を見ることができる。

どの列車がどの車両で運用されるかは『MY LINE 東京時刻表』(交通新聞社)の列車番号欄で判別できるようになっており、末尾アルファベットの「T」が都交通局車両、「K」が京成車両、「N」が北総車両(千葉ニュータウン鉄道所有車両を含む)、「H」が京急車両となっている。

自局車両

過去の自局車両

乗り入れ車両

かつて乗り入れていた車両

駅一覧

駅番号駅名駅間キロ累計キロエアポ丨ト快特接続路線所在地
A-01西馬込駅-0.0京急本線

空港線直通運転
 大田区
A-02馬込駅1.21.2 
A-03中延駅0.92.1東京急行電鉄大井町線品川区
A-04戸越駅1.13.2 
A-05五反田駅1.64.8東日本旅客鉄道山手線
東京急行電鉄:池上線
A-06高輪台駅0.75.5 港区
京急線直通運転区間○本線経由空港線羽田空港駅まで
○逗子線新逗子駅から(北行のみ)
○本線浦賀駅から(北行のみ。南行は堀ノ内駅から久里浜線へ直通)
○本線経由久里浜線三崎口駅まで
A-07泉岳寺駅[* 1]1.46.9京浜急行電鉄本線(上記の路線・駅まで直通運転)港区
A-08三田駅1.18.0都営地下鉄I 三田線 (I-04)
東日本旅客鉄道:山手線・京浜東北線田町駅
A-09大門駅1.59.5都営地下鉄:E 大江戸線 (E-20)
東日本旅客鉄道:山手線・京浜東北線(浜松町駅
東京モノレール羽田線モノレール浜松町駅
A-10新橋駅1.010.5東京地下鉄G 銀座線 (G-08)
東日本旅客鉄道:東海道線・山手線・京浜東北線・横須賀線
ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線 (U-01)
A-11東銀座駅0.911.4東京地下鉄:H 日比谷線 (H-09)
地下通路で銀座駅日比谷駅有楽町駅に連絡
中央区
A-12宝町駅0.812.2東京地下鉄:G 銀座線 (京橋駅:G-10:徒歩連絡)
A-13日本橋駅0.813.0東京地下鉄:G 銀座線 (G-11) ・T 東西線 (T-10)
A-14人形町駅0.813.8東京地下鉄:H 日比谷線 (H-13)
A-15東日本橋駅0.714.5都営地下鉄:S 新宿線馬喰横山駅:S-09)
東日本旅客鉄道:総武線(快速)馬喰町駅
A-16浅草橋駅0.715.2東日本旅客鉄道:総武線(各駅停車)台東区
A-17蔵前駅0.715.9都営地下鉄:E 大江戸線 (E-11)[* 2]
A-18浅草駅0.916.8東京地下鉄:G 銀座線 (G-19)
東武鉄道伊勢崎線
A-19本所吾妻橋駅0.717.5 墨田区
A-20押上駅[* 3]0.818.3京成電鉄:押上線(下記の路線・駅まで直通運転)
東京地下鉄:Z 半蔵門線 (Z-14)
東武鉄道:伊勢崎線
京成線方面直通運転区間○押上線経由本線成田空港駅まで
○押上線・本線経由北総鉄道北総線印旛日本医大駅まで
○押上線・本線・東成田線経由芝山鉄道線芝山千代田駅まで
{{#tag:references||group="*"}}

今後の動き

2010年7月17日に開業予定の京成成田空港線(成田スカイアクセス)と直通運転を行う構想があり、同日にダイヤを改正する予定になっている。京成電鉄の発表でも京成押上線の一般特急停車駅が明記されていて(押上線内の停車駅は押上駅青砥駅の予定)、成田国際空港(成田空港)から都心部へのアクセス強化を狙っている。

京急蒲田駅の高架化工事完了時にもダイヤ改正を行い、東京国際空港(羽田空港)から都心部へのアクセス強化を狙う。

2001年5月の「首都圏の空港アクセス緊急改善対策」および8月の「都市再生プロジェクト第二次決定」を受け、国土交通省・東京都・中央区・鉄道事業者などが検討委員会を設置し、周辺の再開発とともに日本橋・東銀座間に東京駅への支線建設が検討された[5]。この計画が実現した場合、東京駅から羽田・成田両空港への新たな直通アクセス路線となる。特に成田空港へは2010年7月17日開業予定の京成成田空港線(成田スカイアクセス)と合わせて最短アクセス路線となる。

また、国土交通省は羽田・成田両空港間を乗り換えなしで結ぶ鉄道の整備を計画している。2008年8月9日に発表されたのは、浅草線の途中駅(宝町駅・三田駅周辺)に特急列車待避設備を新設することで両空港駅間を65分で結ぶ計画(予算はおよそ400億円)[6]。これに対し、同年9月7日にはバイパスとして並行する別線を新たに建設する案(およそ3000億円)も発表され、さらに10分の時間短縮が可能とされている[7]浅草線短絡新線構想も参照)。この案では東京駅付近へ駅の設置も検討するとされている。同年10月、国土交通省はバイパス線建設を最有力候補にすることを発表した[8]

その他

脚注

[ヘルプ]
{{#tag:references||group=}}

参考文献

  • 東京都交通局「都営地下鉄建設史 - 1号線 - 」
  • 「MY LINE 東京時刻表」各号(交通新聞社

関連項目

ウィキメディア・コモンズ

関連キーワードで検索

このページへのリンク: