アニメV
| アニメV Anime V | |
|---|---|
| ジャンル | アニメ誌 |
| 刊行頻度 | 月刊 |
| 発売国 | |
| 言語 | 日本語 |
| 出版社 | 学習研究社 |
| 刊行期間 | 1986年 - 1998年7月 |
『アニメV』 (AnimeV) は、学習研究社(現・学研ホールディングス、事業部門は学研パブリッシングに分割)から発行されていた日本の月刊アニメ雑誌。1986年創刊。1998年7月休刊。
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概要
1986年に『アニメディア』の別冊雑誌として刊行された。のちに季刊誌として年4回発売の体制が長らく続いたが、最終的に月刊雑誌として発売される。
それまでアニメといえばTV放映作品か、それの映画化作品のみであり、当時家庭用録画再生ができるVTRがやっと安価で各家庭に行き届き始めた、といったような状況の中、TV放映や映画館での上映を考えない、販売のみの作品としてOVAが発行され始めた。これらの作品は『ダロス』等の完全オリジナル作品と『魔法の天使クリィミーマミ 永遠のワンスモア』などのTV作品の続編的な作品群とに大別された。これらのTV放映されない作品を専門に扱う雑誌として当誌は刊行されたが、当時はOVAのレンタルそのものがなく、基本的にレコード店などでの購買専門であり、最安価作品でも一作品が9800円、一般的に12800円などと非常に高価だったため作品数もそれほど多くはなく、結果としてOVAはアニメ誌の一記事に過ぎないことが多かった。またこの作品数そのものが非常に少ない、という理由により当誌は季刊誌としての体制が続く事になる。
しかしその後レンタルショップでのOVAレンタルが解禁となり、OVAをレンタルして借りる事が一般的となってくるにしたがってOVA作品数も増えてくることとなり、結果、当誌も月刊誌の仲間入りを果たすことになる。
当初の雑誌は中折り、中綴じの二つ折りタイプであったが、月刊後には一般の雑誌とおなじ、背糊付けタイプとなる。ただ、形状は一般的なアニメ雑誌よりも当初より小型のB5タイプである。これはターゲットがOVAを購入できる能力をもつ世代(20歳以上)をターゲットとしていたことも理由であり、よって内容もアニメディアよりも遥かに大人向けの内容であった。これを端的に示すのが「袋とじ」である。
途中より「袋とじ」が毎月のレギュラー内容となった。その内容は当誌では当初扱わなかったアダルト向けアニメを取り扱った内容である。よって袋とじ自体は成人向けではないが、未成年者も購入する雑誌である、ということから袋とじ企画としてアダルトアニメの紹介は行われていた。ただし、これは決して「未成年者開封禁止」というものでも、また内容でもなく、実際、袋とじ企画のトップページには「18禁」の文字はなかった(取り扱っていた内容の成人向けOVAは基本的に18禁として販売・レンタルされていたものである)。よって開封、未開封は読者の判断に任されていた。
価格は通常時は480円であり、『アニメディア』よりも高価ではあったが、これも大人向け雑誌であったためと思われる(実際、取り扱い内容自体は『アニメディア』などの方が多かった)。しかしOVAそのものがレンタルで観る作品と化して行き、よってOVAも当初のどちらかというと高年齢向け(一般テレビまんがに飽きた世代)だったものが徐々に特殊なものではなく、親がレンタルして子供に見せ与えるようになっていくと作品もよりバラエティに富み、結果として当誌も低年齢化が進んでいった。実際、休刊時には当誌と『アニメディア』の表紙、記事内容、読者層も完全にかぶって小学生から中学生程度をターゲットとしており、また当時はあえて「TV作品はアニメディア」「OVA作品はアニメV」と分ける必要もなく、TV作品のOVA続編化なども頻繁に行われていたため、当誌そのものの存在意義が失われていた。
但し、現在・過去に存在していたアニメ雑誌を通じて、OVAのみを扱っていたのは本誌だけであり、そのような観点からすると非常に特異な存在であったともいえる。
編集はもともと『アニメディア』の別冊であることから『アニメディア』の編集部員が担当していたが、のちに完全に分離して専門編集部となる。しかし編集部は別、とはいっても実際には同じ仕切りのないフロアーで隣どおしに机が並べられているものであり、相互間でのやりとりは頻繁に行われていた。
編集部は当初、渋谷区のテナントビル一階にあり、月刊誌化後に行われた「ご意見番」(選抜読者による雑誌に対する意見やリクエストなどを行う読者からの意見会議)としてくる読者などにも非常に好評であった。のちに編集部は五反田に移動となる。また編集部は『アニメディア』から忍足恵一、阿久津幸宏などが異動として編集長を勤めることになる。この当誌編集部には当時、まだ学研入社まもない織田信雄が一般編集部員として勤務していた。編集長の阿久津幸宏は過去に学研の科学の編集員を務めていた経歴があり、ご意見番として来た成人読者が過去に彼の編集していた科学を読んで育ったということを聞いて驚いてもいる。
歴史
- 事実上の後継誌は『Rooker』。ただしこちらは1年と持たなかった。
歴代編集長
- 忍足恵一
- 阿久津幸宏
アニメV出身者
関連項目
外部リンク
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