東海ステークス

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東海ステークス
開催地 京都競馬場
施行日 2010年5月23日
格付け GII
1着賞金 5500万円
距離 ダート1900m
出走条件 サラブレッド系3歳以上(国際)
負担重量 3歳51kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減(牝馬限定GI級優勝馬を除くGI級優勝馬2kg増、牝馬限定GI級優勝馬、牝馬限定GII級優勝馬を除くGII級優勝馬及び施行日当日から過去1年以上超の牝馬限定GI級優勝馬を除くGI級優勝馬1kg増)
第1回施行日 1984年12月9日
 Template‐ノート:競馬の競走 

東海ステークス(とうかいステークス)は、日本中央競馬会(JRA)中京競馬場ダート2300mで施行する重賞GII競走である。正式名称は東海テレビ杯東海ステークス東海テレビ放送が優勝杯を提供している。正賞は東海テレビ杯のほか、全国公営競馬馬主連合会会長賞、地方競馬全国協会理事長賞。

目次

概要

1984年に4歳(現3歳)以上の混合の別定の重賞(GIII)競走、ウインターステークスとして創設。第1回は中京競馬場のダート2200mで施行され、中央競馬のダート重賞路線を締め括る競走として位置付けられた。中央競馬で唯一のダートによるGII競走で、放送局がスポンサーを務める重賞競走で唯一のダート戦である(他は全て芝での競走)。

1985年からは全国指定交流競走に指定、地方競馬所属馬が出走可能になり、1987年からは施行日を愛知杯と交換。1989年からは混合競走に指定され、外国産馬が出走可能になり、1990年からは施行距離をダート2300mに変更、1996年からは特別指定交流競走に指定、JRAに認定された地方所属馬のみが出走可能に変更になった。

1997年からはGIIに昇格すると共にダート競走格付け委員会にダートグレード競走のGII(統一GII)に格付け及び指定交流競走に指定、それを機に東海テレビ放送から優勝杯の提供を受け、名称を東海テレビ杯東海ウインターステークスに変更、1999年小倉競馬場の改修工事による振替開催により小倉競馬場のダート2400mで施行された。

2000年からは施行時期を12月から5月に変更した事に伴い、東京競馬場で行われるオークスと同日開催となり、当時、ほぼ同時期にダートのオープン特別として存在していた東海ステークスと統合する形で名称を東海テレビ杯東海ステークスに変更、地方競馬の帝王賞の前哨戦としての位置付けとなり、2006年からは混合競走から国際競走に変更となった。なお、統合される前の東海ステークスは中京競馬場のダート1700mの4歳(現3歳)以上の混合・指定のオープン特別競走(1989年以前は1400万下)として実施されており、キョウトシチーエムアイブラン等が制する比較的レベルの高い競走であった。また、東海ウインターステークスの代替競走として、12月には春待月ステークスが新設されたが2005年をもって廃止された。さらに、中京競馬場の改修工事に伴い、ダート2300mでの施行は2009年が最後となる。2010年京都競馬場のダート1900mでの開催となる(2011年も他場での開催予定)。なお、改修工事完了後は距離が変更される予定。

中央競馬で最も施行距離の長いダートの重賞競走で、フェブラリーステークス1997年にGIに昇格するまで同競走とともにダート重賞競走では最高位の競走だった(なお、フェブラリーステークスがGII格上げ、別定重量戦に変更されるまでは中央競馬においては唯一の別定重量によるダート重賞であり、GIIIではあっても実質最高格扱いのレースであった)。近年は地方競馬の帝王賞の前哨戦として位置付けられ、第17回競走の優勝馬ファストフレンドや第19回競走で5着に敗れたカネツフルーヴなどが帝王賞で優勝をしている。

出走資格は、サラ系3歳(旧4歳)以上のJRA所属の競走馬、地方所属の競走馬(4頭まで)及び外国調教馬(8頭まで)。

負担重量はグレード別定で、3歳は51キロ、4歳以上は57キロを基本とし、牝馬は2キロ減で、更に牝馬限定GI優勝馬を除くGI優勝馬は2キロ、牝馬限定GI優勝馬、牝馬限定GII優勝馬を除くGII優勝馬及び施行日当日から過去1年超の牝馬限定GI優勝馬を除くGI優勝馬は1キロの負担が課せられる。ただし2歳時のグレード・グループ優勝は対象外。(なお、2010年については中京競馬場の改修工事により京都競馬場のダート1900mで開催されるため、3歳は52キロ、4歳以上は57キロが基本となる。) (5月のオープン競走のアローワンス[1]が2,200m以上6キロ、1,600m超2,200m未満5キロとなっているため。)


総額賞金は1億750万円で、1着賞金5,500万円、2着賞金2,300万円、3着賞金1,500万円、4着賞金870万円、5着賞金580万円と定められている。

現在の優勝レイの配色は、紫色の地に黄色文字となっている。12月開催時は、レース名(ウインター)にちなみ、雪の結晶模様が地にあしらわれていた。

歴史

  • 1984年 - 中京競馬場のダート2200mの4歳(現3歳)以上の別定の重賞(GIII)競走、ウインターステークスとして創設。
  • 1985年 - 全国指定交流競走に指定。
  • 1987年 - 施行日を愛知杯と交換。
  • 1989年 - 混合競走に指定。
  • 1990年 - 施行距離を現在のダート2300mに変更。
  • 1991年
  • 1996年 - 特別指定交流競走に指定され、地方所属馬は2頭まで出走可能となる。
  • 1997年
    • 特別指定交流競走から指定交流競走に変更され、JRAに認定されていない地方所属馬にも門戸が開かれる。
    • 地方所属馬の出走枠が5頭に拡大。
    • 格付けをGIIに昇格。
    • ダート競走格付け委員会にダートグレード競走に指定、統一GIIに格付けされる。
    • 名称を東海ウインターステークスに変更。
    • 東海テレビ放送から優勝杯の提供を受ける。
    • 地方船橋所属のアブクマポーロが地方所属馬で初制覇。
  • 1999年 - 小倉競馬場の改修工事による振替開催により小倉競馬場のダート2400mで施行。
  • 2000年 - 名称を東海ステークスに変更。それに伴い、施行時期を12月から5月に変更。この年から東京競馬場で行われるオークスと同日開催となる。
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「4歳以上」から「3歳以上」に変更。
  • 2002年
  • 2003年
    • 1位入線馬ディーエスサンダーが進路妨害により3着に降着。
    • 地方愛知所属のゴールドプルーフが繰り上げで優勝。地方所属馬で2頭目の制覇。
  • 2005年 - 1987年優勝の秋山忠一の子・秋山真一郎が勝利し、親子制覇。
  • 2006年
    • 混合競走から国際競走に変更され、外国調教馬は4頭まで出走可能となる。
    • 地方所属馬の出走枠が5頭から4頭に縮小。
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、外国調教馬の出走枠が8頭に拡大。
  • 2008年 - 三連単の馬券がJRAのダート重賞及び国際競走において、最高額(全重賞で4位、全体でも15位)の513万馬券(51371.1倍)を記録。
  • 2009年 - 関西主場においての最終レースの発走時刻を16時40分に設定したことに伴い、当競走の競走番号が第11競走から第10競走に変更。
  • 2010年 - 中京競馬場の改修工事のため、京都競馬場のダート1900mで開催予定(2011年も他場での開催予定)。

歴代優勝馬

回数 施行日 優勝馬 性齢 勝時計 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1984年12月9日 アンドレアモン 牡5 2:18.1 吉永正人 松山康久 (株)アモン
第2回 1985年12月8日 チェリーフット 牡3 2:19.1 中島敏文 藤本晋 岡本照三
第3回 1986年12月7日 ライフタテヤマ 牡4 2:19.7 猿橋重利 安田伊佐夫 辻幸雄
第4回 1987年12月6日 クラウンエクシード 騸6 2:19.9 秋山忠一 小林稔 名古屋友豊(株)
第5回 1988年12月4日 ソダカザン 牡4 2:19.6 横山典弘 石栗龍雄 曽田正雄
第6回 1989年12月3日 マルブツスピーリア 牡3 2:21.2 加用正 瀬戸口勉 大澤毅
第7回 1990年12月16日 ナリタハヤブサ 牡3 2:25.3 横山典弘 中尾謙太郎 山路秀則
第8回 1991年12月15日 ナリタハヤブサ 牡4 2:24.5 熊沢重文 中尾謙太郎 山路秀則
第9回 1992年12月20日 チェリーコウマン 牝3 2:25.9 菊沢隆仁 工藤嘉見 (有)弘馬
第10回 1993年12月18日 ローリエアンドレ 牡4 2:27.5 藤田伸二 境直行 山本精一
第11回 1994年12月17日 ライブリマウント 牡3 2:27.1 石橋守 柴田不二男 加藤哲郎
第12回 1995年12月16日 キョウトシチー 牡4 2:31.8 松永幹夫 中尾謙太郎 (株)友駿ホースクラブ
第13回 1996年12月14日 トーヨーシアトル 牡3 2:24.9 松永昌博 松永善晴 (有)トーヨークラブ 
第14回 1997年11月30日 アブクマポーロ 牡5 2:24.8 石崎隆之 出川克己 鑓水秋則
第15回 1998年12月6日 マチカネワラウカド 牡4 2:25.6 石橋守 高橋隆 細川益男
第16回 1999年12月5日 マイターン 牡4 2:33.6 橋本美純 宮徹 下井道博
第17回 2000年5月21日 ファストフレンド 牝6 2:24.2 蛯名正義 高市圭二 竹﨑大晃
第18回 2001年5月20日 ハギノハイグレイド 牡5 2:23.4 池添謙一 松田国英 日隈良江
第19回 2002年5月19日 ハギノハイグレイド 牡6 2:22.3 福永祐一 松田国英 日隈良江
第20回 2003年5月25日 ゴールドプルーフ 牡8 2:26.5 丸野勝虎 今津勝之 近藤正道
第21回 2004年5月23日 アンドゥオール 牡5 2:23.7 松永幹夫 長浜博之 (有)社台レースホース
第22回 2005年5月22日 サカラート 牡5 2:22.6 秋山真一郎 石坂正 (有)サンデーレーシング
第23回 2006年5月21日 ハードクリスタル 牡6 2:23.6 藤岡佑介 作田誠二 芹澤精一
第24回 2007年5月20日 メイショウトウコン 牡5 2:26.8 武幸四郎 安田伊佐夫 松本好雄
第25回 2008年5月25日 ヤマトマリオン 牝5 2:24.0 小林徹弥 安達昭夫 坂東まさ子
第26回 2009年5月24日 ワンダースピード 牡7 2:23.7 小牧太 羽月友彦 山本信行

本競走からの帝王賞優勝馬

2000年から帝王賞の前哨戦として施行されるようなり、3頭が帝王賞で優勝している。

回数 施行日 馬名 性齢 着順 備考
第17回 2000年5月21日 ファストフレンド 牝6 1着 第46回東京大賞典優勝
第19回 2002年5月19日 カネツフルーヴ 牡5 5着 第52回川崎記念優勝
第22回 2005年5月22日 タイムパラドックス 牡7 3着 第5, 6回JBCクラシック優勝

関連項目

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