武豊

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武 豊
たけ ゆたか
天皇賞(秋)スペシャルウィークに騎乗する武豊(1999年10月31日 東京競馬場
基本情報
国籍 日本
出身地 日本滋賀県栗太郡栗東町(現・栗東市)
生年月日1969年3月15日(40歳)
身長170.5cm
体重51kg
血液型O型
騎手情報
所属団体栗東トレーニングセンター
所属厩舎フリー
初免許年1987年
免許区分平地競走
経歴
所属1987年-1991年 栗東武田作十郎厩舎
1992年- フリー
 Template‐ノート:騎手 

武 豊(たけ ゆたか、1969年3月15日-)は日本中央競馬会 (JRA) の騎手栗東所属で、現在はフリー。身長170.5cm、体重51kg。血液型O型

目次

来歴

現在JRAのトップ騎手であり、数々の記録を持ち「天才」と呼ばれることも多い。

妻は元タレント佐野量子

武氏の出自は鹿児島の武家(薩摩藩士)であり西郷隆盛とも縁戚関係にある、日本でも有数の競馬一族の出自である。

現在、GIおよびJpnI競走通算 中央64勝、地方交流GI17勝(うちJpnI4勝)、海外GI競走7勝。 未勝利の国内平地GIおよびJpnIはマイルチャンピオンシップ朝日杯フューチュリティステークス(JRA主催分)、かしわ記念

成績

記録年表

1987年
栗東武田作十郎厩舎所属でデビュー。初騎乗は3月1日1回阪神2日目第4競走アグネスディクター(2着)。初勝利は、3月7日1回阪神3日第3競走のダイナビショップ。加賀武見の持っていた新人記録の58勝を上回る69勝を挙げた(なお、この記録は2008年三浦皇成によって21年ぶりに更新された)。
1988年
4月16日に史上最年少(19歳1ヶ月)でJRA通算100勝達成。(史上最速100勝記録は2009年2月7日に三浦皇成が更新)。
菊花賞スーパークリークに騎乗し初GI勝利にして史上最年少(19歳8ヶ月)でクラシック制覇。
1989年
3月4日に史上最速・最年少(19歳11ヶ月)でJRA通算200勝達成。
11月25日に史上最速・最年少(20歳8ヶ月)でJRA通算300勝達成。
1990年
8月5日に史上最速・最年少(21歳5ヶ月)でJRA通算400勝達成。
1991年
7月21日に史上最速・最年少(22歳4ヶ月)でJRA通算500勝達成。
アメリカサラトガ競馬場のセネカハンディキャップ(G3)でEl Senor(エルセニョール)に騎乗し、初めての海外グレード競走(およびグループ競走)制覇。
天皇賞・秋メジロマックイーンに騎乗し1位入線するも、進路妨害で18着に降着となる。GI競走での1位入線馬に対する降着処分は史上初めて。
1992年
武田作十郎調教師の定年による厩舎解散に伴い、フリー転向。
天皇賞(春)でメジロマックイーンに騎乗し、史上初の同一競走4連覇を達成。
8月29日に史上最速・最年少(23歳9ヶ月)でJRA通算600勝達成。
1993年
4月17日に史上最速・最年少(24歳1ヶ月)でJRA通算700勝達成。
桜花賞ベガ)・皐月賞ナリタタイシン)・優駿牝馬(ベガ)と春のクラシックを3連覇。
1994年
1月6日に史上最速・最年少(24歳10ヶ月)でJRA通算800勝達成。
フランスロンシャン競馬場ムーラン・ド・ロンシャン賞スキーパラダイスに騎乗し、JRA所属の騎手としては初めての海外G1勝利。
9月11日に史上最速・最年少(25歳5ヶ月)でJRA通算900勝達成。
1995年
7月23日に史上最速・最年少(26歳4ヶ月)でJRA通算1000勝を武邦彦管理馬のエールノコイビトで達成。
1996年
4月1日に史上最速・最年少(27歳1ヶ月)でJRA通算1100勝達成。
11月9日に史上最速・最年少(27歳7ヶ月)でJRA通算1200勝達成。
1997年
6月28日に史上最速・最年少(28歳3ヶ月)でJRA通算1300勝達成。
北九州記念でダンディコマンドで優勝し、史上最速・最年少(28歳4ヶ月)でJRA重賞通算100勝達成。
函館3歳ステークスアグネスワールドに騎乗、史上2人目の中央競馬全10場重賞制覇達成。
1998年
1月24日に史上最速・最年少(28歳10ヶ月)でJRA通算1400勝達成。
6月7日東京優駿(日本ダービー)でスペシャルウィークに騎乗。東京優駿を初制覇を果たすとともに保田隆芳以来30年ぶり史上2人目となる八大競走完全制覇達成。
8月9日、フランス・ドーヴィル競馬場モーリス・ド・ゲスト賞シーキングザパールに騎乗し、日本調教馬初の海外G1制覇に導く。
8月23日に史上最速・最年少(29歳5ヶ月)でJRA通算1500勝達成。
1999年
3月28日に史上最速・最年少(30歳1ヶ月)でJRA通算1600勝達成。
6月6日、東京優駿(日本ダービー)でアドマイヤベガに騎乗、史上初となる日本ダービー連覇達成。
10月30日に史上最速・最年少(30歳7ヶ月)でJRA通算1700勝達成。
2000年
4月23日に史上最速・最年少(31歳1ヶ月)でJRA通算1800勝達成。
7月13日ジュライカップアグネスワールドで勝利し、近代競馬の発祥地英国での初G1制覇。
2001年
1月13日に史上最速・最年少(32歳7ヶ月)でJRA通算1900勝達成。
フランスを拠点とし長期海外遠征を敢行。そのため、前年まで9年連続、また2002年以降も保持し続けているリーディングジョッキーの座を蛯名正義に譲ることとなる。
2002年
5月26日、東京優駿(日本ダービー)でタニノギムレットに騎乗、史上初となる東京優駿(日本ダービー)3勝目。
9月21日に史上最速・最年少(33歳6ヶ月)でのJRA通算2000勝達成。
12月7日阪神競馬場にてJRA新記録、世界タイ・レコードとなる1日8勝を記録
2003年
3月21日に史上最速・最年少(33歳11ヶ月)でJRA通算2100勝を達成。
9月14日に史上最速・最年少(34歳5ヶ月)でJRA通算2200勝を達成。
JRA史上初の年間200勝達成(最終的には204勝)。
年間通じて、JRA・地方における全GIに騎乗。
騎手としては初めて東京競馬記者クラブ賞関西競馬記者クラブ賞を同時受賞。
2004年
2月15日に史上最速・最年少(34歳10ヶ月)でJRA通算2300勝を達成。
8月22日に史上最速・最年少(35歳5ヶ月)でJRA通算2400勝を達成。
11月14日エリザベス女王杯アドマイヤグルーヴに騎乗、史上初となる同競走4連覇達成。
12月8日、海外通算100勝を達成。
12月12日、中央競馬史上初の2年連続で年間200勝を達成、前年に自ら記録した204勝の年間最多勝利記録を更新する211勝。
2005年
1月23日に史上最速・最年少(35歳10ヶ月)JRA通算2500勝を達成。
2月26日アーリントンカップにビッグプラネット (競走馬)で優勝し、中央競馬史上初の重賞競走通算200勝を達成。
3月27日中京競馬場で行われた高松宮記念アドマイヤマックスで勝利し、JRAのGI競走が行われた全ての競馬場でGI勝利。
5月29日、東京優駿(日本ダービー)でディープインパクトに騎乗し東京優駿(日本ダービー)4勝目。また同競走により、年間100勝最速記録を更新。
7月17日にJRA2600勝を史上最速・最年少(36歳4ヶ月)で達成。
9月4日小倉2歳ステークスアルーリングボイスで優勝。史上初の同一年小倉開催平地重賞完全制覇達成
9月24日、1日の騎乗機会6連勝のJRA新記録を達成。
10月23日、ディープインパクトの三冠(史上2頭目の無敗三冠)達成で自身も初の同一馬による三冠ジョッキー。
11月26日ジャパンカップダートカネヒキリに騎乗して優勝、JRAのGI年間6勝の新記録達成(地方交流統一GIを含めると年間10勝の日本記録を達成)。
12月18日阪神牝馬ステークスにアドマイヤグルーヴに騎乗して優勝し、年間重賞勝利23勝とし、自らの記録を上回る新記録を樹立。
年間勝利数を212とし、前年の自らの最多勝記録を更新。
2006年
1月8日京都競馬第9競走にてJRA2700勝を史上最速・最年少(36歳10ヶ月)で達成。
7月23日小倉競馬第12競走にてJRA2800勝を史上最速・最年少(37歳4ヶ月)で達成。
ディープインパクトに騎乗して第85回凱旋門賞に出走。1番人気となり3位入線するものちに失格処分となる。
2007年
4月21日の京都競馬第7競走にてJRA2900勝を史上最速・最年少(38歳1ヶ月)で達成。
7月21日、JRA歴代最多勝記録2944勝(これまでの記録は岡部幸雄の2943勝)を更新、小倉ターフ賞も初受賞した。
11月3日、京都競馬第1競走で史上初となるJRA通算3000勝を達成(38歳7ヶ月)。
3年ぶり8度目となる関西競馬記者クラブ賞を受賞。
2008年
5月10日、京都競馬場における通算1000勝を達成。
6月15日に史上初となるJRA通算3100勝を達成(39歳3ヶ月)。
11月2日、天皇賞(秋)競走をウオッカで勝利し、天皇賞通算11勝目を挙げて保田隆芳を抜いた。
11月3日JBCクラシックヴァーミリアンで勝利し、前日の天皇賞(秋)の勝利とあわせ日本人騎手では初となる2日連続GI・JpnI勝利という快挙を決めた。
2009年
4月12日に史上初となるJRA通算3200勝を達成(40歳1ヶ月)。
6月27日、阪神競馬場における通算1000勝を達成。
12月13日に史上初となるJRA通算3300勝を達成(40歳9ヶ月)。
近年の地方騎手の参入等の理由からおよそ16年間護り続けてきた最多勝騎手(長期海外遠征を拠点としていた2001年を除く)の座を内田博幸に明け渡す。

成績表

西暦勝利数・勝率連対率表彰歴
1987年69勝(.125)(.238)JRA賞(最多勝利新人騎手)
1988年113勝(.169)(.306)史上最年少関西リーディングジョッキー
1989年133勝(.183)(.340)JRA賞(最多勝利騎手・最多賞金獲得騎手)
1990年116勝(.160)(.324)JRA賞(最多勝利騎手・最多賞金獲得騎手)
1991年96勝(.150)(.291)優秀騎手賞
1992年130勝(.215)(.345)JRA賞(最多勝利騎手)
1993年137勝(.196)(.392)JRA賞(最多勝利騎手・最多賞金獲得騎手)・フェアプレー賞
1994年134勝(.230)(.388)JRA賞(最多勝利騎手・最高勝率騎手)
1995年134勝(.193)(.343)JRA賞(最多勝利騎手・最多賞金獲得騎手)
1996年159勝(.211)(.340)JRA賞(最多勝利騎手・最多賞金獲得騎手)
1997年168勝(.233)(.371)JRA賞(最多勝利騎手・最高勝率騎手・最多賞金獲得騎手・騎手大賞)・フェアプレー賞
1998年169勝(.226)(.366)JRA賞(最多勝利騎手・最高勝率騎手・最多賞金獲得騎手・騎手大賞)
1999年178勝(.220)(.396)JRA賞(最多勝利騎手・最高勝率騎手・最多賞金獲得騎手・騎手大賞)・フェアプレー賞
2000年130勝(.236)(.362)JRA賞(最多勝利騎手・最高勝率騎手・最多賞金獲得騎手・騎手大賞)
2001年65勝(.183)(.315)-
2002年133勝(.291)(.435)JRA賞(最多勝利騎手・最高勝率騎手・最多賞金獲得騎手・騎手大賞)・フェアプレー賞
2003年204勝(.236)(.384)JRA賞(最多勝利騎手・最高勝率騎手・最多賞金獲得騎手・騎手大賞)
2004年211勝(.231)(.372)JRA賞(最多勝利騎手・最高勝率騎手・最多賞金獲得騎手・騎手大賞)
2005年212勝(.248)(.398)JRA賞(最多勝利騎手・最高勝率騎手・最多賞金獲得騎手・騎手大賞)
2006年178勝(.225)(.375)JRA賞(最多勝利騎手・最高勝率騎手・最多賞金獲得騎手・騎手大賞)
2007年156勝(.219)(.372)JRA賞(最多勝利騎手・最多賞金獲得騎手・特別賞)、関西スポーツ賞
2008年143勝(.219)(.355)JRA賞(最多勝利騎手・最高勝率騎手)
2009年140勝(.182)(.320)JRA賞(最多賞金獲得騎手)

GI・JpnI競走勝利一覧(年度別)

斜字は統一GI・JpnI太字は海外GI、:*印はJpnIを指す。)

騎手招待競走

連載

DVD

  • ターフのヒーローシリーズ(1 - 11はVHSも)

エピソード

競馬に関して

  • デビュー当時「武邦彦の息子」と言われたことに発奮し、「武邦彦の息子ではなく、父のことを『武豊の父』と言わせてみせます」と発言した。
  • 騎手を志した理由として「子供の頃、お正月にうちに遊びにきていた騎手の人たちがお年玉を沢山くれて『儲かる仕事なんだ』と思った」と冗談まじりに答えている。
  • 最も多く勝った重賞は阪神大賞典の8勝。春秋を合わせた天皇賞11勝(春6勝 秋5勝)は単独1位。
  • マイルチャンピオンシップと相性が悪く、関西のGIで唯一未勝利である。
  • 競馬学校の2年先輩である石橋守を敬愛していて行動を共にすることがよくある。
  • 安藤勝己騎手のことを「あのおっちゃん」と言った事がある。
  • 2001年12月、ワールドスーパージョッキーズシリーズの最終戦で、カウボーイ姿(武のアイデア)で誘導馬に騎乗し、出走馬を先導していた。
  • 2002年に死んだサンデーサイレンスのたてがみをお守りとして財布の中に入れている。
  • 2005年3月20日に行われた岡部幸雄騎手の引退セレモニーで、「数々の記録を破ってすいませんでした」との発言をし場内を沸かせていた。
  • 2005年第66回菊花賞の勝利騎手インタビューで「もし負けたら向こう正面から帰ろうと思ってました」と話しファンの笑いを誘っていた。
  • 3月15日の誕生日には、5度の重賞騎乗機会があり、23歳の1992年の阪神大賞典、28歳の1997年のフラワーカップ、29歳の1998年の中山記念、39歳の2008年のファルコンステークスを制して、重賞を4勝している。

マスメディアへの出演

その他

武豊展

各地で20周年記念展が開催されていた。優勝カップや馬具、プライベート写真などの展示、VTR上映等が行われた。

その他、ウインズ広島にて2006年9月23日 - 10月1日にパネル展が開かれるなど、競馬場内やウインズ各地にて、様々なイベントが行われている。

テレビ出演

ドラマ (いずれも本人役)

バラエティ

レギュラー

過去の出演

CM

PV

映画

名馬ディープインパクトとともに登場 2006年のフランス凱旋門賞の模様が挿入されている

写真集

作詞

  • コロンブスの卵(とんねるずアルバム「お前百まで わしゃ九十九まで」収録)

参考文献

  • 『武豊・武幸四郎徹底分析―天才騎手の系譜』四條たか子

関連項目

外部リンク

先代:
大西直宏
角田晃一
安藤勝己
日本ダービー優勝騎手
1998年、1999年
2002年
2005年
次代:
河内洋
ミルコ・デムーロ
石橋守
先代:
村本善之
小島貞博
オークス優勝騎手
1993年
1995年、1996年
次代:
小島貞博
吉田豊
先代:
柴田政人
クリストフ・ルメール
有馬記念優勝騎手
1990年
2006年
次代:
熊沢重文
蛯名正義

武豊


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