ニュージーランドトロフィー

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ニュージーランドトロフィー
(NHKマイルカップトライアル)
開催地中山競馬場
施行日2010年4月10日
格付けGII
1着賞金5400万円
距離芝・外1600m
出走条件サラブレッド系3歳牡馬牝馬(国際)(指定)
負担重量牡馬56kg、牝馬54kg
第1回施行日1983年5月28日
特記上位3着まで(収得賞金0の馬は2着まで)にNHKマイルカップへの優先出走権
 Template‐ノート:競馬の競走 

ニュージーランドトロフィーは、日本中央競馬会(JRA)中山競馬場外回り1600mで施行する中央競馬重賞GII競走である。正賞はベイオブプレンティレーシングクラブ賞、ニュージーランド航空賞。

目次

概要

1971年ニュージーランドの競馬団体「ベイオブプレンティレーシングクラブ」から優勝杯を寄贈された事に伴い交換競走として東京競馬場の芝1600mの4歳(現3歳)の混合の別定のオープン競走、ベイオブプレンティレーシングクラブ賞グリーンステークスとして施行されたのが始まり。

しかし1983年に東京競馬場の芝1600mの4歳(現3歳)牡馬牝馬限定の混合の馬齢の重賞競走、ニュージーランドトロフィー4歳ステークスとして新設、1984年にはグレード制施行によりGIIIに格付けされ、さらに1987年にはGIIに格上げされた。東京優駿(日本ダービー)優駿牝馬(オークス)の施行距離である芝2400mが不適格な短距離を得意とする4歳(現3歳)の競走馬や当時クラシック競走の出走ができなった外国産馬やクラシック登録を行わなかった競走馬の最大の目標となる競走として定着していく。また東京優駿(日本ダービー)や優駿牝馬(オークス)で除外になってしまった競走馬が多く出走したこともあり、競馬ファンからはラジオたんぱ賞と同じく「残念ダービー」と呼ばれていた。

1996年からは4歳(現3歳)の短距離最強馬決定戦として新設されたNHKマイルカップの誕生に伴って、上位3着までに入賞した競走馬にはNHKマイルカップの優先出走権が与えられるトライアル競走という位置づけになった。これに伴って、開催時期を4月に移動すると共に施行距離を芝1400mに変更、また指定交流競走として地方所属の競走馬も出走可能になった。

2000年からはNHKマイルカップの開催が1週間早まり、あわせて本競走も開催時期が2週間早くなったことにより中山競馬場に移設され、施行距離も芝1600mに戻し、2001年からは競走馬の年齢表示の国際基準への変更に伴い、現在のニュージーランドトロフィーに名称を変更した。

NHKマイルカップが新設されるまでは4歳(現3歳)の短距離馬の春の最重要競走として施行されていたが、現在はNHKマイルカップのトライアル競走として位置付けされており、NHKマイルカップを占う重要な競走として施行されている。

出走資格は、サラ系3歳(旧4歳)のJRA及び地方所属の牡馬と牝馬の競走馬及び外国競走馬(8頭まで)。

負担重量は馬齢で、牡馬は56キロ、牝馬は54キロである。

総額賞金は1億250万円で、1着賞金5,400万円、2着賞金2,200万円、3着賞金1,400万円、4着賞金810万円、5着賞金540万円と定められている。

上位3着までに入賞した競走馬にはNHKマイルカップの優先出走権が与えられる。

現在の優勝レイは、青色地に銀色文字の配色となっている。

歴史

  • 1971年 - 東京競馬場の芝1600mの4歳(現3歳)限定の混合の別定のオープン競走、グリーンステークスとして施行。
  • 1983年 - 東京競馬場の芝1600mの4歳(現3歳)牡馬・牝馬限定の混合の馬齢の重賞競走、ニュージーランドトロフィー4歳ステークスとして新設。
  • 1984年 - グレード制施行によりGIIIに格付け。
  • 1987年 - GIIに格上げ。
  • 1988年 - 元地方笠松所属のオグリキャップがJRA転厩馬として史上初の優勝。
  • 1996年
    • 開催時期を4月に変更。
    • 施行距離を芝1400mに変更。
    • 指定交流競走に指定され、地方馬は3頭まで出走可能となる。
    • NHKマイルカップトライアルに指定。
  • 1999年
  • 2000年
    • 施行場を中山競馬場の芝外回り1600mに変更。
    • 地方馬の出走枠が3頭から2頭に縮小。
  • 2001年
    • 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「4歳牡馬・牝馬」から「3歳牡馬・牝馬」に変更。
    • 名称を現在の「ニュージーランドトロフィー」に変更。
  • 2007年
    • 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告により、重賞格付け表記をJpnIIに変更。
    • 馬単の馬券が全重賞競走において当時の最高配当(28万4510円)を記録した(現在は2008年の桜花賞の33万4440円が全重賞競走においての最高配当となっている)。
  • 2009年 - 混合競走から国際競走に変更され、外国調教馬は8頭まで出走可能となる。それに伴い、重賞格付け表記をGIIに戻す。

歴代優勝馬

回数施行日優勝馬性齢勝時計優勝騎手管理調教師
第1回1983年5月28日アップセッター牡31:37.0岡部幸雄田中和夫
第2回1984年5月26日ニッポースワロー牡31:37.8蛯名信広久保田金造
第3回1985年5月25日マルヨプラード牡31:38.6作田誠二武宏平
第4回1986年5月24日ニッポーテイオー牡31:36.8郷原洋行久保田金造
第5回1987年6月7日ユーワジェームス牡31:35.2安田富男新関力
第6回1988年6月5日オグリキャップ牡31:34.0河内洋瀬戸口勉
第7回1989年6月4日アクアビット牡31:35.1柴田政人嶋田功
第8回1990年6月3日ミュージックタイム牡31:34.9岡部幸雄松山康久
第9回1991年6月2日ヴァイスシーダー牡31:35.3柴田善臣増本豊
第10回1992年6月7日シンコウラブリイ牝31:34.9岡部幸雄藤沢和雄
第11回1993年6月6日トーヨーリファール牡31:34.6松永昌博松永善晴
第12回1994年6月5日ヒシアマゾン牝31:35.8中舘英二中野隆良
第13回1995年6月4日シェイクハンド牝31:35.3芹沢純一沖芳夫
第14回1996年4月20日ファビラスラフイン牝31:22.4藤田伸二長浜博之
第15回1997年4月20日シーキングザパール牝31:21.1武豊森秀行
第16回1998年4月26日エルコンドルパサー牡31:22.2的場均二ノ宮敬宇
第17回1999年4月25日ザカリヤ牡31:23.4的場均二ノ宮敬宇
第18回2000年4月8日エイシンプレストン牡31:34.4福永祐一北橋修二
第19回2001年4月7日キタサンチャンネル牡31:35.7高橋亮橋口弘次郎
第20回2002年4月6日タイキリオン牡31:32.1柴田善臣田中清隆
第21回2003年4月12日エイシンツルギザン牡31:34.6横山典弘藤原英昭
第22回2004年4月10日シーキングザダイヤ牡31:33.5武豊森秀行
第23回2005年4月9日マイネルハーティー牡31:33.4内田博幸中村均
第24回2006年4月8日マイネルスケルツィ牡31:33.5柴田善臣稲葉隆一
第25回2007年4月7日トーホウレーサー牡31:33.9後藤浩輝川村禎彦
第26回2008年4月12日サトノプログレス牡31:35.0横山典弘国枝栄
第27回2009年4月11日サンカルロ牡31:33.8吉田豊大久保洋吉

本競走からのNHKマイルカップ優勝馬

1996年からNHKマイルカップのトライアル競走として施行されているが、5頭がNHKマイルカップを制覇している。

回数施行日馬名性齢着順備考
第15回1997年4月20日シーキングザパール牝31着-
第16回1998年4月26日エルコンドルパサー牡31着第18回ジャパンカップ優勝
第18回2000年4月8日イーグルカフェ牡37着第3回ジャパンカップダート優勝
第24回2006年4月8日ロジック牡33着-
第27回2009年4月11日ジョーカプチーノ牡33着-

関連項目

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