不体裁 (放送)
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不体裁(ふていさい)とは、放送においては、いわゆる放送事故の形態を示すものであることがあり、この場合、放送の体裁が予定されたものとなっていない状態を示す。ただし、放送装置(特に送出・送信装置)の電気的な不具合によるものとはさらに区別されることが多い。
テレビ放送であれば、画面が一面、真っ黒になる、青くなる、白くなる、暗い、番組内容に関係のない画面が出る、番組内容に必要な画面が出ない、音が無くなる、急に低くなる、急に高くなる、番組内容に関係のない音が出る、番組内容に必要な音が出ないなどである。なお、出演者のコメントミス等も不体裁とすることがある。
放送事故上の不体裁は、番組や番組内容によってその判断基準が異なることが多い。例えば公職選挙法による候補者の政見放送、民間放送局におけるCMやこれに準ずるもの等では一瞬の映像・音声の乱れも許されない。一方で娯楽番組等では、演出や番組制作上、予め想定される範囲のもの、あるいは古いVTRやフィルムの映像・音声の乱れなどは不体裁として扱わないことが多い。
放送開始当時、番組制作から放送送出までの過程の概ね全てを、リアルタイムで人手で行っていたことから、この放送事故の発生は多かった。現在では、自動番組制御装置を中心とする、自動化された放送システムと、VTR等の利用により、収録番組(VTR等に番組素材を収録後、編集して一本化させた完成素材を用いる番組)での発生は少なく、やり直しのきかない生放送での番組制作機器の操作ミス等によるものがほとんどとなっている。
カテゴリ: 放送事故
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