アンノウン (雑誌)
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| アンノウン Unknown | |
|---|---|
| ジャンル | ファンタジー、SF |
| 刊行頻度 | 月刊(1939年3月 - 1940年12月)、隔月刊(1940年12月 - 1943年10月) |
| 発売国 | アメリカ合衆国 |
| 言語 | 英語 |
| 出版社 | Street & Smith |
| 編集長 | ジョン・W・キャンベル |
| 刊行期間 | 1939年 - 1943年 |
『アンノウン』(Unknown)は、アメリカ合衆国のパルプ雑誌。ファンタジー小説誌であり、ジョン・W・キャンベルによって編集されていた。1939年から43年にかけて発行。『アンノウン』は、同じくキャンベル編集の『アスタウンディング』誌と密接な提携関係にあり、多くの小説家やイラストレーターが両方の雑誌に寄稿をしていた。
SF誌『アスタウンディング』との関係を踏まえて、『アンノウン』に載る作品は単なるファンタジーでなくSFとの混合的なスタイルが取られた。多くの作品は2つの類型に分けられる。第一が、「伝統的なファンタジーの創造物が予期せぬ状況(ユーモラスな状況が設定されることもしばしばであった)に置かれたらどうなるか」を話作りの土台とするもの。第二が、異世界(ただし異常な世界ではない)を描き出すことを主題とするものであった。例えばディ・キャンプの"Nothing in the Rules"はある水泳団のマネージャーが人魚をチームに入れて試合に勝とうとする物語である。
伝統的なファンタジーの設定を、それとは正反対の科学と論理を用いて表現しようとする作品もあった。ディ・キャンプの「ハロルド・シェイ」シリーズは北欧神話などの伝統的なファンタジーの世界を舞台とするが、そこを支配する規則は数理論理学である。
『アンノウン』は、伝統的なファンタジーの主題を使ったSFも掲載している。例えばジャック・ウィリアムスンの『エデンの黒い牙』は狼男の実在を物語の前提としているが、この作品における狼男は超自然の存在ではなく、伝説的な知見が全て合理的に説明されるのである。
目次 |
出版歴
1939年の創刊号から40年末まで、『アンノウン』は月刊を基本に刊行された。1941年2月号から隔月刊となる。40年2月号から41年8月の間は『アンノウン・ファンタジー・フィクション』(Unknown Fantasy Fiction)の題で刊行され、その後は『アンノウン・ワールズ』(Unknown Worlds)として知られた。最後の数号は経費節約のために表紙絵を省かれた。戦時の紙不足により、1943年10月号を最後に廃刊を余儀なくされた。累計号数は40となった。
代表的な掲載作品
| 文学 |
|---|
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| Portal:文学 |
| 各国の文学 記事総覧 |
| 出版社・文芸雑誌 文学賞 |
| 作家 |
| 詩人・小説家 その他作家 |
- "The Book of Ptath" 著A・E・ヴァン・ヴォークト
- 『鋼鉄城の勇士(ハロルド・シェイ 3)』著L・スプレイグ・ディ=キャンプ&フレッチャー・プラット
- 『エデンの黒い牙』著ジャック・ウィリアムスン
- 「エタオイン・シュルドゥル(別題:諸行無常の物語)」著フレドリック・ブラウン
- "Fear" 著L・ロン・ハバード
- "The Gnarly Man" 著ディ・キャンプ
- 「地獄は永遠に」著アルフレッド・ベスター
- "Fruit of Knowledge" 著C・L・ムーア
- 『闇よ落ちるなかれ』著ディ・キャンプ
- "Divide And Rule" 著ディ・キャンプ
- 「魔法株式会社」著ロバート・A・ハインライン
- 『妖精郷の騎士(ハロルド・シェイ 2)』著ディ・キャンプ&フレッチャー・プラット
- 『神々の角笛(ハロルド・シェイ 1)』著ディ・キャンプ&フレッチャー・プラット
- "The Refugee" 著Jane Rice
- 『超生命ヴァイトン』著エリック・フランク・ラッセル
- "Slaves of Sleep" 著L・ロン・ハバード
- 「スナルバグ」著アンソニー・バウチャー
- 「ファファード&グレイ・マウザー」シリーズの初期作品 著フリッツ・ライバー
- "The Ultimate Egoist" 著シオドア・スタージョン
- "Prelude To Armageddon" 著クリーヴ・カートミル
- 「それ」著シオドア・スタージョン
- "Typewriter in the Sky" 著L・ロン・ハバード
- 「月のさやけき夜に」著マンリー・ウェイド・ウェルマン
- "The Wheels of If" 著ディ・キャンプ
- "Trouble with Water" 著ホレース・ゴールド
また『アンノウン』はライバーを"Two Sought Adventure"で、スタージョンを「裏庭の神様」で、ジェイムズ・H・シュミッツを「緑の顔」で、デビューさせた雑誌でもある。
関連項目
推薦資料
- Mike Ashley, "Unknown" in the Encyclopedia of Fantasy (1997).
- Malcolm J. Edwards, "Unknown" in the Encyclopedia of Science Fiction (1993).
- Stefan R. Dziemianowicz, The Annotated Guide to "Unknown" and "Unknown Worlds" (1991).
- Fred Smith, Once There Was a Magazine: A Personal View of "Unknown" and "Unknown Worlds" (2002).
外部リンク
カテゴリ: 書籍に関するスタブ | アメリカ合衆国の雑誌 | SF雑誌 | 1930年代創刊の雑誌

