キングカメハメハ
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| キングカメハメハ | |
|---|---|
2008年10月5日 社台スタリオンステーション | |
| 品種 | サラブレッド |
| 性別 | 牡 |
| 毛色 | 鹿毛 |
| 生誕 | 2001年3月20日(9歳) |
| 父 | Kingmambo |
| 母 | マンファス |
| 母の父 | ラストタイクーン |
| 生国 | |
| 生産 | ノーザンファーム |
| 馬主 | 金子真人 |
| 調教師 | 松田国英(栗東) |
| 競走成績 | |
| 生涯成績 | 8戦7勝 |
| 獲得賞金 | 4億2973万3000円 |
キングカメハメハは日本の競走馬・種牡馬。いわゆる持込馬である。2004年のNHKマイルカップ、東京優駿(日本ダービー)を共にレコードタイムで優勝した。現在は社台スタリオンステーションにおいて種牡馬として供用されている。
目次 |
戦績
2003年11月16日、京都の新馬戦でデビュー勝ちを収め、次走のエリカ賞(500万下条件戦)にも勝利した。明けて2004年、初戦の京成杯ではフォーカルポイント、マイネルマクロスに先着を許し、生涯唯一の敗戦となる3着に敗れる。しかし、すみれステークス、毎日杯と連勝する。
クラシック第一弾の皐月賞は京成杯の敗戦から中山には不向きと見て回避したが、毎日杯をステップに臨んだNHKマイルカップでは、雨が降る悪コンディションの中(ただし、馬場状態は良の発表)、中段待機から最後の直線で先頭に立って外に持ち出すと楽々と差を広げ、2着の2歳チャンピオンコスモサンビームに5馬身差をつけて優勝。勝ちタイムの1分32秒5は、同レースのレコードであった。
3歳馬の頂点を目指して挑んだ次走の東京優駿は、京成杯2着のマイネルマクロスが後続を引き離して1000m通過が57秒6というまれにみるハイペースとなった。残り600mでホッカイドウ競馬から参戦した2番人気のコスモバルクが4コーナーで押して先頭に立つがあっけなく失速し、代わって道中を中団で進んだキングカメハメハは直線で早めに先頭に立つと、見事な脚を繰り出しそのままゴール板を先頭で駆け抜けた。勝ち時計は2分23秒3(良)と、アイネスフウジンのレースレコードを14年振りに、2秒も更新するタイムを記録した。またこの勝ち時計は、コース改修後は新たにレコードタイムを記録し始めるため、翌2005年アルカセットが更新するまで、東京競馬場芝2400mのレコードとなっていた。
このNHKマイルカップ、東京優駿の連覇は、調教師の松田国英がこだわり続け、厩舎の先輩であるクロフネ、タニノギムレットでも成し遂げられなかった「変則二冠」という偉業であるが、NHKマイルカップから東京優駿というローテーションは、馬に過酷ということで各方面で物議を醸している。しかし、従来の皐月賞から東京優駿というローテーションに加え、新しいローテーションを切り開いた点は高く評価されている。2008年には昆貢厩舎のディープスカイがキングカメハメハと同じローテーションでNHKマイルカップ、東京優駿を制した。
秋初戦の神戸新聞杯でケイアイガード、ハーツクライらを退け優勝するも、出走を表明していた天皇賞(秋)の2週間前に右前浅屈腱炎を発症、10月23日に引退が発表された。この年のJRA賞最優秀3歳牡馬に選出されている。引退後、オーナーの金子は本馬をドバイワールドカップに出走させるプランがあったことを明かしている[要出典]。
競走成績
| 年月日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 頭 数 | 枠 番 | 馬 番 | オッズ (人気) | 着順 | 騎手 | 斤 量 | 距離(馬場) | タイム (上り3F) | タイム 差 | 勝ち馬/(2着馬) | ||
| 2003 | 11. | 16 | 京都 | 2歳新馬 | 12 | 8 | 12 | 2.6(1人) | 1着 | 安藤勝己 | 55 | 芝1800m(良) | 1:50.5(35.2) | -0.1 | (ユニバーサル) | |
| 12. | 13 | 阪神 | エリカ賞 | 12 | 5 | 5 | 2.2(1人) | 1着 | 武豊 | 55 | 芝2000m(良) | 2:02.6(34.6) | -0.1 | (グレートベースン) | ||
| 2004 | 1. | 18 | 中山 | 京成杯 | GIII | 10 | 4 | 4 | 2.3(1人) | 3着 | D.バルジュー | 56 | 芝2000m(良) | 2:00.0(36.7) | 0.8 | フォーカルポイント |
| 2. | 29 | 阪神 | すみれS | OP | 7 | 7 | 7 | 1.7(1人) | 1着 | 安藤勝己 | 56 | 芝2200m(重) | 2:16.4(34.2) | -0.4 | (ストラタジェム) | |
| 3. | 27 | 阪神 | 毎日杯 | GIII | 8 | 8 | 8 | 2.7(2人) | 1着 | 福永祐一 | 57 | 芝2000m(良) | 2:01.2(34.5) | -0.4 | (シェルゲーム) | |
| 5. | 9 | 東京 | NHKマイルC | GI | 18 | 7 | 13 | 3.6(1人) | 1着 | 安藤勝己 | 57 | 芝1600m(良) | R1:32.5(34.0) | -0.8 | (コスモサンビーム) | |
| 5. | 30 | 東京 | 東京優駿 | GI | 18 | 6 | 12 | 2.6(1人) | 1着 | 安藤勝己 | 57 | 芝2400m(良) | R2:23.3(35.4) | -0.2 | (ハーツクライ) | |
| 9. | 26 | 阪神 | 神戸新聞杯 | GII | 8 | 7 | 7 | 1.5(1人) | 1着 | 安藤勝己 | 56 | 芝2000m(良) | 1:59.0(33.7) | -0.2 | (ケイアイガード) | |
※タイム欄のRはレコード勝ちを示す。
種牡馬入り後
競走馬引退後は総額21億円の種牡馬シンジケートが組まれ(国内調教馬としては当時の史上最高額)、北海道勇払郡安平町の社台スタリオンステーションに種牡馬として繋養され、2005年より供用が開始されている。2006年7月11日ノーザンホースパークにおいて行われたセレクトセールにて、初年度産駒の当歳牝馬(母:トゥザヴィクトリー)が6億円という当歳世界最高額で落札され話題となった。競走馬としての抜群の実績はもちろん、サンデーサイレンスの血を持たないため、サンデーサイレンスの血を持つ繁殖牝馬を所有する生産者の人気も高く、年間種付頭数256頭という日本記録を達成した事もある。
2008年より初年度産駒が競走馬デビューし、5月29日に旭川競馬場で行われたルーキーチャレンジをマサノシャルナが制し、産駒が初勝利。8月10日にはフィフスペトルが函館2歳ステークスを制し、産駒がJRA重賞初勝利。フィフスペトル以外の初年度産駒もコンスタントに賞金を稼ぎ、1994年のサンデーサイレンス以来となる、フレッシュサイアーによる2歳リーディングを獲得した。
2009年、アパパネが阪神ジュベナイルフィリーズを制しGI(JpnI)初勝利を挙げると、翌週の朝日杯フューチュリティステークスもローズキングダムが制し、史上初めて産駒が同一年で両2歳GIを制覇するという快挙を成し遂げる。またローズキングダム、アパパネがそれぞれ最優秀2歳牡馬、最優秀2歳牝馬に選出され、優駿賞当時にライジン、テスコガビーが選出されたテスコボーイ以来35年ぶりとなる、同一年度に牡牝のJRA賞最優秀2歳馬を出した種牡馬となった[1]。この2頭の活躍もあり、2歳馬獲得賞金が4億円を突破、種牡馬デビューから2年連続で2歳リーディングに輝いた。いずれもサンデーサイレンス以来の快記録。
産駒の傾向としては総じて仕上がりの早い馬が目立ち、早い段階でレースに使える馬が多い。産駒はマイルに活躍馬が多く、芝、ダート問わず幅広い産駒が多い。また、条件戦で長い距離を勝つ馬も出てき始めているため、自身のような幅広いタイプの活躍馬に期待がかかる[要出典]。
主な産駒
- 2006年産
- 2007年産
- ローズキングダム (朝日杯フューチュリティステークス、東京スポーツ杯2歳ステークス)
- アパパネ(阪神ジュベナイルフィリーズ)
- コスモセンサー(アーリントンカップ)
- ショウリュウムーン(チューリップ賞)
エピソード
ハイペースの東京優駿を押し切った本馬を、管理した松田国英は「ハロン11秒台のラップをいくつも続けられ、そのどこかに10秒台のラップを織り交ぜることができる馬です。」と語っている。また、主戦騎手の安藤も「あのダービーはベストの騎乗とはいえないはずでしょう。普通に強いのであれば、後ろから来たハーツクライに飲み込まれていたところですからね。どう乗っても、誰が乗っても勝てるほどの馬だったんですよ。」という評価を与えている。[2]
血統表
| キングカメハメハの血統 (ミスタープロスペクター系/Northern Dancer4×4=12.50%) | |||
父 Kingmambo 1990 鹿毛 | Mr.Prospector 1970 栗毛 | Raise a Native | Native Dancer |
| Raise You | |||
| Gold Digger | Nashua | ||
| Sequence | |||
| Miesque 1984 鹿毛 | Nureyev | Northern Dancer | |
| Special | |||
| Pasadoble | Prove Out | ||
| Santa Quilla | |||
母 *マンファス Manfath 1991 黒鹿毛 | *ラストタイクーン Last Tycoon 1983 黒鹿毛 | *トライマイベスト Try My Best | Northern Dancer |
| Sex Appeal | |||
| Mill Princess | Mill Reef | ||
| Irish Lass | |||
| Pilot Bird 1983 鹿毛 | Blakeney | Hethersett | |
| Windmill Girl | |||
| The Dancer | Green Dancer | ||
| Khazaeen F-No.22-d | |||
- 半兄に2000年のサンタアニタダービーを勝利したザデピュティ(父ペターディア)がいる。
脚注
外部リンク
| JRA賞最優秀3歳牡馬 | |||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (旧)最優秀4歳牡馬 |
| ||||||||||||||
| 最優秀3歳牡馬 |
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| *1 2001年より馬齢表記法が数え年から満年齢に移行 *2 1954-1971年は「啓衆社賞」、1972-1986年は「優駿賞」として実施 | |||||||||||||||
| NHKマイルカップ勝ち馬 | |
|---|---|
| 1990年代 | 第1回 タイキフォーチュン / 第2回 シーキングザパール / 第3回 エルコンドルパサー / 第4回 シンボリインディ |
| 2000年代 | 第5回 イーグルカフェ / 第6回 クロフネ / 第7回 テレグノシス / 第8回 ウインクリューガー / 第9回 キングカメハメハ / 第10回 ラインクラフト / 第11回 ロジック / 第12回 ピンクカメオ / 第13回 ディープスカイ / 第14回 ジョーカプチーノ |
| 東京優駿勝ち馬 | |
|---|---|
| 1930年代 | 第1回 ワカタカ / 第2回 カブトヤマ / 第3回 フレーモア / 第4回 ガヴアナー / 第5回 トクマサ / 第6回 ヒサトモ / 第7回 スゲヌマ / 第8回 クモハタ |
| 1940年代 | 第9回 イエリユウ / 第10回 セントライト / 第11回 ミナミホマレ / 第12回 クリフジ / 第13回 カイソウ / 第14回 マツミドリ / 第15回 ミハルオー / 第16回 タチカゼ |
| 1950年代 | 第17回 クモノハナ / 第18回 トキノミノル / 第19回 クリノハナ / 第20回 ボストニアン / 第21回 ゴールデンウエーブ / 第22回 オートキツ / 第23回 ハクチカラ / 第24回 ヒカルメイジ / 第25回 ダイゴホマレ / 第26回 コマツヒカリ |
| 1960年代 | 第27回 コダマ / 第28回 ハクシヨウ / 第29回 フエアーウイン / 第30回 メイズイ / 第31回 シンザン / 第32回 キーストン / 第33回 テイトオー / 第34回 アサデンコウ / 第35回 タニノハローモア / 第36回 ダイシンボルガード |
| 1970年代 | 第37回 タニノムーティエ / 第38回 ヒカルイマイ / 第39回 ロングエース / 第40回 タケホープ / 第41回 コーネルランサー / 第42回 カブラヤオー / 第43回 クライムカイザー / 第44回 ラッキールーラ / 第45回 サクラショウリ / 第46回 カツラノハイセイコ |
| 1980年代 | 第47回 オペックホース / 第48回 カツトップエース / 第49回 バンブーアトラス / 第50回 ミスターシービー / 第51回 シンボリルドルフ / 第52回 シリウスシンボリ / 第53回 ダイナガリバー / 第54回 メリーナイス / 第55回 サクラチヨノオー / 第56回 ウィナーズサークル |
| 1990年代 | 第57回 アイネスフウジン / 第58回 トウカイテイオー / 第59回 ミホノブルボン / 第60回 ウイニングチケット / 第61回 ナリタブライアン / 第62回 タヤスツヨシ / 第63回 フサイチコンコルド / 第64回 サニーブライアン / 第65回 スペシャルウィーク / 第66回 アドマイヤベガ |
| 2000年代 | 第67回 アグネスフライト / 第68回 ジャングルポケット / 第69回 タニノギムレット / 第70回 ネオユニヴァース / 第71回 キングカメハメハ / 第72回 ディープインパクト / 第73回 メイショウサムソン / 第74回 ウオッカ / 第75回 ディープスカイ / 第76回 ロジユニヴァース |
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