競艇の競走格付け
日本における競艇の競走格付けには、1988年度よりグレード制が採用されており、以下に示す順で5段階にランク分けされる。なおGI・GII・GIIIの本来の数字表記はローマ数字である。
- SG(スペシャルグレード)
- GI (G1)
- GII (G2)
- GIII (G3)
- 一般戦
上記の中でもSGやGIは競艇のトップレーサーが一堂に集うことで人気が高い。
目次 |
SG
競艇で言うSGとは、Special Grade(スペシャル・グレード)の略称である。全国から最上級レベルの選手が集まる競走である事を表し、中でも「賞金王決定戦」は賞金額が破格な事もあり別格として扱われる。
各SGは各競艇場の持回り(各開催競艇場の立候補制)で開催されている。
- 総理大臣杯競走(3月)
- 笹川賞競走(オールスター)(5月)
- グランドチャンピオン決定戦競走(6月)
- オーシャンカップ競走(7月)
- モーターボート記念競走(8月)
- 全日本選手権競走(ダービー)(10月)
- 競艇王チャレンジカップ競走(11月)
- 賞金王決定戦競走(12月)
詳細については各競走のページおよびスペシャルグレードを参照のこと
GI (G1)
SGほど出場条件は厳しくないが、GIも全国の競艇場から精鋭が集まる競走である。SGが全国から精鋭が集まるのに対し、GIは開催場地元の名手をやや重点的に斡旋する傾向がある。実力のある女子選手のGI斡旋が少ないことと各地区選手権の地区間のレベルの差がよく話題としてのぼる。なおGIは全て6日間開催である。
- 周年記念競走(各競艇場ごとに年1回)
- ダイヤモンドカップ競走(随時)
- 新鋭王座決定戦競走(1月 デビュー6年以内の選手限定)
- JAL女子王座決定戦競走(3月)
- 競艇名人戦競走(4月 48歳以上限定)
- 高松宮記念特別競走(10月 住之江競艇場)
- 地区選手権競走(12月 地区毎の競艇場持ち回り)
このうち、新鋭王座決定戦競走・JAL女子王座決定戦競走・競艇名人戦競走はSGに準じ全国の競艇場で場外発売されるため、この3競走を特に「全国発売GI」と呼ぶこともある。SGおよび全国発売G1では、開催直前にはテレビ・ラジオCMや、ポスターなどで事前告知も多く行われる。SG・全国発売G1のキャッチフレーズも参照。
周年記念競走、ダイヤモンドカップ、高松宮記念特別競走の出場選手は、A1級。52名の斡旋の場合は、施行者希望選手21名、斡旋課提示選手31名で、その内、1名~4名程度が新鋭対象選手が選ばれる。
GII (G2)
GIIは以下の3競走のみである。グレード分類の観点からすると極端に分類が偏っているため、グレード分類の再編成の必要性がしばしば話題に挙げられる。なおGIIは全て6日間開催である。出場資格はA1,A2級。(2010年度より)
GIII (G3)
- 新鋭リーグ戦競走(各場ごとに年1回)※開催しない競艇場もある
- 女子リーグ戦競走(各場ごとに年1回)※開催しない競艇場もある
- 特別タイトル戦(企業杯と通称される 各場ごとに年1回)
- モーターボート大賞トライアル(2007年度から)
一般戦
一般戦は開催期間が4 - 7日間と流動的である。開催期間が長くなるほど上位選手が斡旋される傾向にあるが、4日間の開催に豪華なメンバーが呼ばれることもある。地元のトップレーサーはこのレベルのレースに出るとシリーズリーダーとなり優勝候補の本命となる。
なお「フライング休み」(フライングや出遅れのため、斡旋が一時停止される期間)を終えた選手の復帰戦は原則として必ず一般戦となる。
上記のうち、ゴールデンウィーク・お盆・年末年始のレースは地元の選手を大勢集めてレースを行う。地元の選手には普段一般戦に斡旋される機会が少ないトップレーサーも含まれるため、一般戦の中では一番華やかでかつ売上の大きいレースとなる。
※各競走の開催予定については「競艇オフィシャルWEB」を参照のこと。
外部リンク
| 競艇の主な競走 | |
|---|---|
| SG | 総理大臣杯 | 笹川賞 | グランドチャンピオン決定戦 | オーシャンカップ | モーターボート記念 | 全日本選手権 | 競艇王チャレンジカップ | 賞金王決定戦 ・ 賞金王シリーズ |
| 全国発売GI | 新鋭王座決定戦 | 女子王座決定戦 | 競艇名人戦 |
| GI | ダイヤモンドカップ | 地区選手権 | 高松宮記念 | モーターボート大賞 |
| GII | 競艇祭 | 秩父宮妃記念杯 |
| GIII | 新鋭リーグ | 女子リーグ | 企業杯 | モーターボート大賞トライアル |
