Edy

関連キーワードで検索

関連キーワードで検索

Edy(エディ)は、ビットワレット株式会社が提供する電子マネーである。

ソニーが開発した非接触ICチップFeliCaを搭載したカード又は携帯電話おサイフケータイ)で利用する事ができる。なお、Edyの名称はユーロ(Euro)・ドル(Dollar)・(Yen)に次ぐ第四の基軸通貨になってほしいとの願いから、各々の頭文字を取る形で付けられた。

2009年1月現在での発行枚数は、カード・携帯電話の累計で約4520万枚である[1]

目次

Edyの種類

カード型

プロパーカード
am/pmでは630円でEdyカードが販売されている(かつては315円だったが、このカードは現在販売停止されている。この315円のカードの場合はいわゆるデポジットで、2007年12月31日までは不要・カード返却の際は返還された)。
PRONTOの場合は、クレジットカード型への切り替えの場合にのみカード返却の際に発行費用500円が返還される。しかし、それ以外の発行体では一般にデポジットのようなカード返却による返金の扱いはない。
会員証一体型
会員証ポイントカードにEdy機能を付加したもの。
代表的なものとしては、サークルKサンクスの「KARUWAZA CLUB Edyカード」や、全日空の「ANAマイレージクラブ Edyカード」(千葉ロッテマリーンズファンクラブ「TEAM26」の資格が付いたものも)など。
社員証一体型
社員証にEdy機能を付加したもの。
ソニー全日本空輸三菱東京UFJ銀行大和証券グループバンダイナムコゲームスサンデンなどで導入。
学生証一体型
学生証にEdy機能を付加したもの。
広島工業大学目白大学愛知大学神奈川工科大学金沢学院大学京都学園大学北海道工業大学九州工業大学などで導入。
また、大学院大学では北陸先端科学技術大学院大学が2007年9月26日より切り替え、導入を始めた。大阪工業大学摂南大学では2008年度より学生証がこの形式に切り替わり、授業の出席確認や学内にある端末を利用して様々なサービスを受けることができる。
クレジットカード一体型
最も多くの発行体によって発行されているタイプであり、クレジットカードにEdy機能を付加したもの。代表的なものとしては、各社発行の「eLIOカード」や全日空の「ANAカード」などがある。プロパーカードで発行費用や入会金が必要とされるような場合であっても、クレジットカード一体型の方は無料で加入できるようになっている発行体が多い。
キャッシュカード一体型
東京三菱銀行時代から現在の三菱東京UFJ銀行みずほ銀行法人口座、大垣共立銀行イーバンク銀行スルガ銀行ANA支店などで発行されている。
2006年10月からは、ゆうちょICキャッシュカード(当時の郵便貯金ICキャッシュカード)にEdy機能が搭載されるようになったが、2010年2月26日の申込書受付分をもって発行・再発行を終了する。[2]
キャッシュカード・クレジットカード一体型
三菱東京UFJ銀行では「スーパーICカード」の名称で、キャッシュカード・クレジットカード・Edy機能の3つが一枚に収まったカードを発行している。
キャッシングカード一体型
プロミスで発行されている。
チケット一体型
ICカード型チケットにEdy機能を付加したもの。
横浜F・マリノスの年間チケットICカードで導入されていたが、2009年の「ワンタッチパス」導入に伴い他クラブでも年間チケットICカードが導入されており、Edy搭載としているクラブも増えた。

おサイフケータイ

NTTドコモauソフトバンクモバイルウィルコム各社のおサイフケータイでは、『電子マネー「Edy」アプリ』をダウンロードしてから初期設定すればEdyを利用できる。 おサイフケータイの機種によっては、あらかじめ『電子マネー「Edy」アプリ』がプリインストールされているものもある。その場合は初期設定を行うだけでEdyを使うことができる。おサイフケータイでの利用が可能になったことによって、コンビニやスーパーだけでなく、インターネットショップやモバイルショップ(ネット通販)での買い物の支払いにと、Edyの利用者が急増した。

変わり種

各種キャンペーンの一環で、フィギュア型のEdyが発行されたことがある(フィギュアの台座部分にFeliCaが埋め込まれている)。使い勝手自体はカード型のものとおよそ同じである。

ディズニー
2004年2月25日より、NTT東日本パソコン無線LANキットをセットにした「DisneyBB プレミアムパック」を300台限定で25万円で販売。購入者は、同封の葉書を返信すれば、「Edy機能搭載 DisneyBB ICフィギュア」がプレゼントされた。
キャラクターミッキーミニードナルドダック、コグ、フリッピーの5種。
ポケットモンスター
2005年8月15日より、ANAカード会員向けにピカチュウのEdyフィギュアが先着2万個限定で販売された(1,050円+送料630円=1,680円) 。
2006年4月15日より、ANAのオンラインショップ「astyle」にて、映画『ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ』のキャンペーンの一環として、同映画の前売り券とピカチュウ、プラスルマイナンのEdyフィギュア3体を先着6,000セット限定(6,400円)で販売された(フィギュア3体のみは4,100円)。
いずれもANAの発行であるが、マイレージクラブの機能は付帯せず、マイルは積算されない。
増田ジゴロウ
2005年1月、K-touch カードのキャンペーンで、テレビ神奈川の番組『saku saku』に登場するキャラクター「増田ジゴロウ」の「増田ジゴロウおさいふフィギュア」が抽選で1,000名に配布された。
リストバンド
2009年4月にフィットネスクラブ「ティップネス」会員向けに"TIP GEAR"の名称で登場。ロッカーのFelica電子キーにEdy機能を付加したもの。

チャージ

Edyは前払い型のいわゆる「電子サイフ」であり、カードに通貨価値(バリュー、Edyバリュー)をチャージする必要がある。対応店舗に設置されているPOSレジEdyチャージャー(据え置き型の入金機)から現金で、PaSoRi(FeliCaリーダ/ライタ)を接続したパソコンからはPaSoRiドライバと「Edy viewer」というソフトをインストールし、同ソフトで予めビットワレットへ情報を登録(サービス登録)するとインターネットバンキングによる振替クレジットカードを利用したオンラインチャージが可能となる。Felicaポート(リーダ/ライタ)が内蔵・プリインストールされたノートPC(VAIOソニー〉やFMV-BIBLO〈富士通〉、LaVieNEC〉、Qosmio東芝〉などの一部モデル)もあり、この場合はPaSoRiは不要。

おサイフケータイの場合は、さらに「Edyアプリ」上(口座振替の場合は各行のモバイルバンキングアプリ)でのオンラインチャージも可能である。

またEdy to Edy機能でおサイフケータイから相手先Edy番号を指定して送金(最低53円の手数料が必要)したり、何らかのEdyギフトによる方法もある。

1つ(おサイフケータイを含む)のEdyにチャージできる最大金額は50,000円、オンラインチャージは1回の操作で1,000円から25,000円までの1,000円単位である。なお、クレジットカードを用いた場合のチャージについて、チャージされている通貨価値を払い戻したり、換金することは規約で制限されている。また、サークルKサンクスなどで、Edyの残額不足により、不足分を現金で支払う場合、現金分のおつりをチャージすることも出来る。

クレジットカードでのチャージ

次の各社(グループ会社を含む)が発行するクレジットカードでEdyにチャージすることができる。

Edyチャージをポイント付与対象外としているクレジットカード

銀行・証券口座でのチャージ

カブドットコム証券を除き、おサイフケータイ搭載のEdyのみ対応(携帯電話アプリによる)。
一回のチャージ上限はいずれも、「25,000円」または「チャージ後の残高が50,000円を超えない最大額」のうち低い方の金額。
金融機関によっては手数料がかかる場合があるが、一定額以上のチャージ等の条件で無料とすることができる。

対応金融機関チャージ条件(円)おサイフケータイアプリ対応
下限単位手数料docomoauSoftBank
みずほ銀行1,0001,000105
三菱東京UFJ銀行5,0001無料
三井住友銀行1,0001,000105
ソニー銀行5,0001,000105
じぶん銀行3,0001無料
北洋銀行1,0001,000105
七十七銀行1,0001,000105
広島銀行1,0001,000105
福岡銀行1,0001,000無料
信用金庫
(一部の信用金庫を除く)
1,0001,00052
カブドットコム証券1,0001無料
(参考)クレジットカード1,0001,000無料

デビットカードでのチャージ

イーバンク銀行株式会社の「イーバンクマネーカード」が対応している[3]

オートチャージ

ソニーファイナンスインターナショナルが株式会社エーエム・ピーエム・ジャパンam/pm)と提携し発行する「am/pm Earth Edy Card」が、Edyのオートチャージに対応している。ただし、オートチャージに対応するのは、現時点ではam/pmのPOSレジに限られる。

しかし、2008年12月、ソニーファイナンスインターナショナルとの提携終了が発表され、「am/pm Earth Edy Card」のすべてのサービスが2009年3月31日に終了することが発表された。これにより、オートチャージに対応するEdyカードは、事実上存在しなくなることになる。

利用方法

店頭や自動販売機での支払いや、インターネット上での決済に利用できる。

店頭など

  • 店頭で支払う際は、店員に「Edyで」と告げると、POSレジまたは決済端末に金額が表示されるので、これを確認の上、端末にEdyを触れさせれば決済完了となる(その際「シャリーン」という決済音が鳴る機器が多い)。
  • 残高不足の場合は、差額を現金で支払うほか、複数のEdy(合計5つまで)を用いて残金を充当することも可能である。ただし、加盟店によってはEdyと現金の併用や複数枚のEdyでの支払いを認めていない場合もあるため、事前に確認が必要である。また全ての商品・サービスが10円単位の価格設定になっている加盟店では1円・5円硬貨の釣り銭を用意していない場合が多く、端数分のお釣りが出せないため現金との併用を断られる場合が多い。
  • 自動販売機の場合も、同様にリーダ・ライタ部に金額が表示され、Edyを触れさせれば決済完了となるが、残高不足の場合、現金や複数個のEdy併用ができない機器もある。

インターネット上での利用

パソコン
  • ネット上のEdy決済システムはASPによる提供が主流であり、ASPを提供している企業[4]は数社ある。
  • ネット上では複数個のEdyによる残金充当や、クレジットカードなど、他の決済手段との併用は出来ないので、チャージ限度額の5万円以上の決済は不可能である。
Felicaポート非搭載のPCの場合、予めPaSoRi本体と専用ソフト(Edy Viewer)のインストールが必要。
PaSoRiにEdyを置き、Edy決済を指定すると、ソフトが起動、決済金額の画面が表示され、その確認を以って決済完了となる(ちなみにこのネット決済の方法はeLIOのそれを転用したもの)。
Edy決済システムから支払いするためにはInternet ExplorerとWebサイト表示にInternet Explorerコンポーネントを使用したブラウザで支払い用のサイトにアクセスする必要がある。(FirefoxOperaWindowsSafari等のIEコンポーネントブラウザではないものからは使えない。)
Mobile Edy(おサイフケータイ
サイト上で決済に「Mobile Edy」を指定し、携帯電話のメールアドレスを入力すると、決済内容を記したメールが送付されてくる。これを確認・了承しメールからEdyアプリを起動すると、更に「決済完了メール」が送付されてきて、完了となる。
なお、2007年5月までに発売されたソフトバンクモバイル(前身のボーダフォンを含む)の端末では本サービスは利用不可となっていた。この件に関して、ビットワレット側からは対応不可の理由など詳細は一切発表されなかった。
これは「ボーダフォン時代のおサイフケータイではメールやウェブからのEdyアプリの起動ができなかったため」とされる[要出典]が、メールやウェブからのアプリ起動が可能になった端末(Vodafone 904SH以降)が出現して以降も、同社は積極的な対応をとらなかった[要出典]

Edy番号

Edyカード、おサイフケータイには1枚(台)ごとに16桁の固有番号が付与されている。

Edyでポイント

2008年7月8日より、おサイフケータイでのEdy利用200円ごとに提携先のさまざまなポイントをためることができる「Edyでポイント」サービスが開始された。 あらかじめ、Edyアプリでためたい提携先を設定しておくことにより、3日後のEdy利用分よりポイントをためることができる。 1台のおサイフケータイで、複数の提携先ポイントをためることはできない。 なお、利用している携帯電話会社により一部提携先に制限がある。 Edyでポイントサービス開始以前から、モバイルAMCアプリをEdyに紐付け設定している場合には、従来通りANAマイルがたまる。

EdyスマイルクーポンとEdyハッピー優待

2007年6月から、すべてのEdyで利用できるEdyスマイルクーポンとEdyハッピー優待のサービスが開始されたが、すでにサービスを終了している。

Edyスマイルクーポン
対象店舗で特定の期間内にクーポンのように利用できるもので、サイトであらかじめEdy番号を登録することにより、対象店舗において後日Edyギフトによる還元などの特典を受けられるサービスであった。(2009年03月25日に終了)
Edyハッピー優待
あらかじめパソコンやおサイフケータイでサービス登録をすると、すべての対象店舗で特典を受けられるものであった。スマイルクーポンとは違って、一度サービス登録をするとすべてのハッピー優待対象店舗でEdyギフトの還元などの特典を受けられた。登録時には、カード型の場合PaSoRiかFelicaポート搭載のパソコンが必要であった。(2008年10月15日に終了)

Edyギフト

EdyスマイルクーポンやEdyハッピー優待、キャンペーンや各種ポイントサイト(お財布.com Gendama)などの特典として受け取れるものに、Edyギフトがある。Edyギフトが届いている場合、PaSoRiやおサイフケータイで操作することにより、受け取りと同時に直接チャージすることができる。なお、日本全国のファミリーマートに設置されているファミポートサークルKサンクス設置のカルワザステーションと首都圏のam/pmに設置されているAppoint'sやDAMステーションの設置されているカラオケ店、空港内などに設置されているANAの端末(ANA web KIOSKかANA SKY KIOSK)でもEdyギフトが受け取れる。

一部の高速道路(主として中日本高速道路)のサービスエリアでも、インフォメーションセンターにEdyギフト受け取り用端末の設置例がある。あらかじめ送付元にEdy番号を申告しておく必要があるが、Edy番号が間違っている場合や、受け取り期限(最長60日)を過ぎてしまうと受け取りができない。余談だが、おサイフケータイにおいて、ネットバンキングEdyチャージを行う場合にも、見かけ上Edyギフトを利用している。

バリューイシュア

Edyは、前払式証票の規制等に関する法律に定める第三者発行型前払式証票であるため、同法に定める第三者型発行者が発行する。これをバリューイシュアと呼ぶ。バリューイシュアは以下の通り。

提携関係など

前項の通り、複数のクレジットカードにも、Edyが搭載されている。この場合、Edyバリューのオンラインチャージは、そのEdyと一体のクレジットカードからのみ可能(いわゆる「自己チャージ」)である。

FeliCa の特性を生かし、Edyカード一体型の社員証や学生証を発行することで、身分証明書として付加価値を高める試みも行われている。この社員証・学生証では、カードをドア脇のカードリーダーにかざすことで個人認証を行い解錠したり、食堂や売店、自動販売機での支払いにEdyを用いたりすることができる。金沢学院大学湘北短期大学愛知大学、東京商科学院・東京法科学院専門学校、大阪工業大学摂南大学京都学園大学神奈川工科大学東洋学園大学東京三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)、ソニー大和証券グループ三菱重工大日本印刷ニコンANAゆうちょ銀行キャッシュカードなどで導入された。

東日本旅客鉄道(JR東日本)が提供するICカードSuica西日本旅客鉄道(JR西日本)が提供するICカードICOCAFeliCaを採用していて、PaSoRiや業務用のリーダ・ライタ[5]は共通の物が利用できるなど一定の互換性があるが、現時点では両サービスは接続されておらず、相互利用はできない。むしろ、電子マネー付きSuicaは、一部のコンビニエンスストアでも採用されていて、Edyを脅かしている。[要出典]

2006年9月、JR東日本とNTTドコモが共同開発している「SuicaとiDの共同決済インフラ」に対し、ビットワレットでもEdyをQUICPayと共に利用できるようにすると発表。2008年2月22日より、ラゾーナ川崎プラザにてEdy・Suica・iDの共用端末の運用を開始した [6][7]

2007年頃からは、Suicaを運営するJR東日本の車内にも、Edyの広告が掲示されるようになっている。

コンビニエンスストアでの対応状況

以前は、コンビニエンスストアでの各種料金収納代行が可能であったが、2008年中に全チェーン店で中止された[8]

チェーン名導入時期収納代行対応備考
am/pm2001年11月開始
2002年7月全店対応
2008年3月限りで終了 
サークルKサンクス2005年4月開始2008年6月限りで終了サークルK、サンクスともに対応
他チェーンでは購入できない金券類(切手ネットプリカなど)も購入可能
ミニストップ2005年8月より一部のSuica対応店舗にて開始
2008年9月全店対応
導入以来非対応
ポプラグループ2005年11月開始2008年4月限りで終了ポプラ・生活彩家・スリーエイト・くらしハウスの全てで対応
ファミリーマート沖縄鹿児島・宮崎の一部店舗で先行導入
2007年7月10日全店対応
2008年3月限りで終了 
ローソン2007年9月4日支払いのみ全店導入
2007年11月29日チャージ対応
導入以来非対応「2007年8月23日から順次全店で」と発表
スリーエフ四国で先行導入
2010年2月15日全店対応
  
セブン-イレブン2009年10月7日全店対応
2007年11月29日チャージ対応
導入以来非対応自社の電子マネーであるnanacoと競合するため、Edyの導入予定はないと思われていた[要出典]
2009年6月導入発表[9][10]

釣り銭チャージ

1,000円単位でのみチャージできるコンビニエンスストアが多いが、am/pmやポプラグループの店舗では現金で払った金額の釣銭をEdyにチャージすることができる「釣銭チャージ」に対応している。なお、もともとこれらの店舗では1円単位での現金チャージが可能である。サークルKサンクスでも「釣銭チャージ」は可能(一部の店舗のみで最近は釣銭チャージを断る店も存在する)[要出典]だが、単純にチャージを申し出た場合は1,000円単位となる。

その他の店舗での利用状況

コンビニ以外で1円単位でチャージができるのは茨城県に本社をもつワンダーコーポレーションのワンダーグーと携帯電話専門店のビーワンダーが唯一である。また同じく茨城県に本社をもつケーズホールディングスおよび子会社が運営するケーズデンキでは、一部の店舗にEdyチャージャーがあるが未設置の店舗が多い。未設置の店舗ではチャージができない[11]

オンラインチャージの問題

2002年からeLIOカード向けとして開始されたクレジットカードによるオンラインチャージは、2003年からソニーファイナンスインターナショナル以外の提携クレジットカード会社にも取り扱いが広がり、これによってクレジットカードが利用ができない店舗でも、Edy 利用が可能な場合には、間接的にクレジット購入が出来るようになった。

オンラインチャージによるポイント悪用問題

その中で、オンラインチャージとコンビニエンスストア払込用紙でEdy収納代行を悪用してポイント稼ぎをする、いわゆる「永久機関」(AQとも呼ばれる)が問題化していた。そのため、カード会社側でEdyチャージへのポイント付与対象外への変更やコンビニエンスストアでの収納代行の中止などの措置が取られるようになった。

手順の一例としては、ANAマイレージクラブにおいてオンラインチャージや収納代行ではEdyポイント対象外となるが、クレジットカードのポイントをANAマイルに交換して、さらにANAマイルよりEdyへの交換で差益が発生するというものであった。

セキュリティ

2005年から、サービス登録時にクレジットカード裏面のセキュリティコード(CCV・CVC・CVV等いくつかの呼び方がある)の入力が必要になった。Edyに、クレジットカードの紐付けを行う最大枚数は一人当たり5枚/台までとするように、との案内が公式サイトに明記されているほか、[12]セキュリティの関係上、一枚のクレジットカードに対して3枚の登録を連続して行うと、クレジットチャージがロックされるようになっている。

領収書の発行と収入印紙

国税庁のタックスアンサー[13]によると、第17号の1文書(売上代金に係る金銭又は有価証券の受取書)は、金銭又は有価証券の受領事実を証明する目的で作成されるものである。

Edyでの決済においては、金銭又は有価証券の受領事実がないため当該文書にあたらず、従って、収入印紙は貼付されない。電子マネーを用いた決済をどのように処理するかは、企業により見解が異なるため、業務上の経費として決済する際には、あらかじめ自社の経理担当者に確認する必要がある。

なお、5枚のEdyを支払いに用いることが可能であるサークルKサンクスでは、3万円以上の取引の場合、通常の取引と同様に収入印紙を貼付している。

歴史

1999年から2001年

1999年から2000年秋ごろまで、ソニーソニーファイナンスインターナショナルは、さくら銀行(現三井住友銀行)・三井不動産などと合同で、東京都品川区内のゲートシティ大崎のビル内に入居する企業(主にソニーグループ・三井不動産など)の従業員を対象に、同ビル内の売店や社員食堂自動販売機で扱える、FeliCa を用いた電子マネーオペレーションのモニターテストを実施した。

第1フェーズは1999年7月26日から12月24日迄で、電子マネー機能の実証を実施。2000年2月10日からの第2フェーズ開始時に名称を「Edy!」に決定。ゲートシティ大崎内の取扱店を拡大した上で、一般の来訪(利用)者も対象にして「Edy!カード」の発行と「さくらキャッシュカード一体型Edy!カード」の発行も開始した。

また、Edy!に社員証・カードキー機能を搭載する実験や、さくらキャッシュカード(Edy!一体型のみ)・クレジットカード(さくらカードJCB)でのEdy!への入金(チャージ)に対応した現金自動預け払い機型の入金機の設置も行われた。

2000年12月に名称を現在の「Edy」に改め、2001年初めに運営会社「ビットワレット」を設立、ソニースタイルなどによるインターネットショッピング上の決済実証試験なども行われた。

2001年11月am/pmやゲートシティ大崎の一部店舗・ソニースタイルなどが加盟店となり、実用サービスを開始した[14]

2002年

2002年4月に、ソニーファイナンスがeLIO・Edy搭載のクレジットカード「My Sony Card」(現「Sony Card」)の一般向け発行を開始(ソニー社員向けには2001年11月から開始)し、同年7月にam/pmの関東圏店舗で一斉に取扱が始まると、発行枚数や取扱高が大きく増えた。

同年9月にパシフィコ横浜で催された「Sony Dream World 2002」では、My Sony IDを用いたインターネットでの事前入場申込者に特別デザインのEdyカードを無料頒布し、Edy決済対応の売店や、自動販売機・現金を用いたEdyチャージャー(入金機)が多数設置された。

2003年

2003年には全日本空輸と提携し、「ANAマイレージクラブEdyカード」およびクレジットカード一体型の「ANAカード(→提携カード)」を発行開始。これらのカードでEdyを使用すると、原則として200円あたり1マイルが付与され(但し、一部の加盟店やコンビニでの収納代行、金券購入はマイル付与対象外)、また逆にマイレージからEdyバリューへの交換も可能となった。

2004年

2004年には、JR東日本がSuicaショッピングサービスの開始に合わせてペンギンキャラクターを導入したのと同じように、ソニー・クリエイティブプロダクツによるEdyオリジナルキャラクター、「おさいふ犬[15]」が登場している。

ビットワレットは、更に提携企業・加盟店を増やし、各種のキャンペーンを催すなどして、日々利用者数・発行枚数が増大している。[16]

2004年7月10日にはNTTドコモ携帯電話がおサイフケータイ機能の一つとしてEdyを導入。

2005年

2005年には、Edyオフィシャルフリーマガジン「EdyNAVI」が発刊される。2005年9月9日には、au携帯電話のおサイフケータイでもEdyが利用可能に。また、2005年11月11日には、ボーダフォン(現ソフトバンクモバイル)携帯電話のおサイフケータイでもEdyが利用可能になった。

2006年

2006年10月には、一部の高速バスでもEdyが利用できるようになっている。また、高速道路会社各社も、Edy及びポストペイ決済導入には積極的で、サービスエリア等の売店や自動販売機へのカードリーダー搭載も行っている。

2007年
  • 1月には、PlayStation3のオンラインショップPlayStation Storeへのチャージに使用可能になった。(Edyカードリーダーが必要)
  • 3月には、Edyオフィシャルフリーマガジン「EdyNAVI九州版」が発刊。しかし、九州版と言うが、ほとんど福岡の情報しか掲載していないので、世間では「EdyNAVI福岡版」とも呼ばれている。
  • 5月には、ネット通販大手のAmazon.co.jpでの決済に利用できるようになった。
  • 6月には、ハッピー優待とEdyスマイルクーポンの2つのサービスを開始した。
  • 7月10日にはファミリーマート全店で、8月23日から8月31日にかけてはローソン全店でと、大手コンビニ2社で相次いで取り扱いを開始した。
2008年
  • 3月21日 - ユニーアピタの中京エリア各店、関東エリア(ユニー大口店)、北陸エリア(アピタ金沢店)で利用可能に。4月10日までには全店へ拡大。
  • 3月31日 - am/pm・ファミリーマートでの「収納代行」対応が終了。
  • 4月30日 - ポプラでの「収納代行」対応が終了。
  • 6月30日 - サークルK・サンクスでの「収納代行」対応が終了。
  • 7月8日 - おサイフケータイ対応機種で利用可能な「Edyでポイント」がスタート。
  • 9月 - Edyオフィシャルフリーマガジン「EdyNAVI@TOKYO(東京版)」が発刊。
  • 9月1日 - ミニストップでの利用が可能になる。
  • 12月5日 - マクドナルドでの利用が可能になる。
2009年

脚注

[ヘルプ]
{{#tag:references||group=}}

関連項目

外部リンク


関連キーワードで検索

このページへのリンク: