スプリングステークス

関連キーワードで検索

関連キーワードで検索

スプリングステークス
開催地中山競馬場
施行日2010年3月21日
格付けGII
1着賞金5400万円
距離芝1800m
出走条件サラブレッド系3歳牡馬牝馬(国際)(指定)
負担重量牡馬56kg、牝馬54kg
第1回施行日1952年3月10日
特記上位3着まで(収得賞金0の馬は2着まで)に皐月賞への優先出走権
 Template‐ノート:競馬の競走 

スプリングステークスは、日本中央競馬会(JRA)中山競馬場1800mで施行する中央競馬重賞GII競走である。正式名称はフジテレビ賞スプリングステークスフジテレビジョンが優勝杯を提供している。競走名は英語でを意味する「Spring」から。

目次

概要

1952年クラシック競走である皐月賞の前哨戦として4歳(現3歳)牡馬牝馬限定の別定重量の重賞競走、スプリングステークスとして創設、第1回は現在とは違い東京競馬場の芝1800mで施行された。

しかし1955年からは芝1600mに、1958年からは皐月賞トライアルに指定され、上位5着までに入賞した競走馬には皐月賞の優先出走権が与えられるようになり(但し、上位に入賞した競走馬に皐月賞の優先出走権が与えられる様になったのは、ナスノコトブキが3着に敗れ皐月賞出走を逃した1966年より後の事である)、負担重量を定量に変更、更に施行場を中山競馬場の芝1700mに変更、1960年から現在の芝1800mに変更、1964年は中山競馬場の改修工事により東京競馬場の芝1800mで施行した。

1972年は流行性のインフルエンザの影響で5月初頭に東京競馬場の芝1800mで順延開催、1984年のグレード制施行によりGIIに格付け、1988年は中山競馬場の改修工事により再び東京競馬場の芝1800mで施行、1991年には優先出走権の見直しにより、上位3着までに入賞した競走馬に皐月賞の優先出走権が与えられるように変更された。

1995年からは特別指定交流競走に指定、地方所属の競走馬も出走が可能になり、更に2002年からは外国産馬の活躍による出走資格の見直しの一環で、皐月賞も外国産馬が出走可能になった事に伴い、混合競走に指定、2003年からは負担重量を馬齢に変更した。

皐月賞トライアルの中で一番歴史のある競走で、弥生賞と共に皐月賞の重要な前哨戦として位置付けられ、第8回の2着馬ウイルデイールが皐月賞を制したのを初めに、数多くの出走馬が後にGI(級)の競走で優勝している。

出走資格は、サラ系3歳(旧4歳)のJRA所属の牡馬・牝馬の競走馬(外国産馬含む)及び地方所属の競走馬(2頭まで)。

負担重量は馬齢重量で、牡馬は56キロ、牝馬は54キロである。

総額賞金は1億250万円で、1着賞金5,400万円、2着賞金2,200万円、3着賞金1,400万円、4着賞金810万円、5着賞金540万円と定められている。

上位3着まで入賞した競走馬には皐月賞の優先出走権が与えられる。

現在の優勝レイの配色は赤色地に銀色文字で、協賛のフジテレビジョンが属するフジサンケイグループの目印である目玉マークもあしらわれている。

フジテレビの競馬中継では、スプリングステークスではなく「フジテレビ賞」と呼ばれることもある。

歴史

  • 1952年 - 東京競馬場の芝1800mの4歳(現3歳)の牡馬・牝馬の別定の重賞競走、スプリングステークスとして創設(創設当初の基本負担斤量は牡馬・牝馬共に52キロ)。
  • 1955年 - 施行距離を芝1600mに変更。
  • 1958年
    • 皐月賞トライアルに指定され、上位5着までの入賞馬に皐月賞の優先出走権が付与されるようになる。
    • 施行場を中山競馬場の芝1700mに変更。
    • 負担重量を「別定重量」から「定重量」に変更。
    • 負担斤量を牡馬55キロ、牝馬53キロに変更
    • 元地方大井所属のダイゴホマレがJRA転厩馬として史上初の優勝。
  • 1960年
    • 前年の9月1日から日本競馬の計時方式の変更に伴い、時計表示が1/5秒表示から1/10秒表示に変更。
    • 施行距離を芝1800mに戻す。
  • 1961年
    • 元地方大井所属のユキロウがJRA転厩馬として史上2頭目の優勝。
    • 渡辺正人騎手として史上初の連覇。
  • 1964年
    • フジテレビジョンから寄贈賞を受け、フジテレビ賞スプリングステークスに名称変更。
    • 中山競馬場の改修工事により東京競馬場の芝1800mで施行。
  • 1965年 - 栗田勝が騎手として2人目の連覇。
  • 1971年 - 負担斤量を牡馬56キロ、牝馬54キロに変更。
  • 1972年 - 流行性のインフルエンザの影響で東京競馬場の芝1800mで5月に順延開催。
  • 1973年 - 元地方大井所属のハイセイコーがJRA転厩馬として史上3頭目の優勝。
  • 1984年 - グレード制施行によりGIIに格付け。
  • 1988年 - 中山競馬場の改修工事により東京競馬場の芝1800mで施行。
  • 1990年 - 菅原泰夫が騎手として3人目の連覇。
  • 1991年 - 皐月賞の優先出走権取得条件が上位5頭から上位3頭の入賞馬に変更。
  • 1995年
    • 指定交流競走に指定され、地方馬は2頭まで出走可能となる。
    • 南井克巳が騎手として4人目の連覇。
  • 1998年 - 蛯名正義が騎手として5人目の連覇。
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「4歳牡馬・牝馬」から「3歳牡馬・牝馬」に変更。
  • 2002年 - 混合競走に指定。
  • 2003年 - 負担重量を「定重量」から「馬齢重量」に変更。
  • 2007年 - 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告により、格付けをJpnIIに変更。
  • 2010年 - 国際競走に指定され、格付けをGIIに戻す。

歴代優勝馬

回数施行日優勝馬性齢勝時計優勝騎手管理調教師
第1回1952年3月10日アサトモ牡31:57 3/5野平祐二望月与一郎
第2回1953年3月22日チエリオ牝31:54 1/5阿部正太郎田中和一郎
第3回1954年3月21日タカオー牡31:53 1/5高橋英夫上村大治郎
第4回1955年3月27日ナンシーシヤイン牡31:42 4/5坂本栄三郎鈴木勝太郎
第5回1956年3月21日キタノオー牡31:41 2/5勝尾竹男久保田金造
第6回1957年3月21日ヒカルメイジ牡31:37 3/5蛯名武五郎藤本冨良
第7回1958年4月6日ダイゴホマレ牡31:45 2/5伊藤竹男久保田金造
第8回1959年4月5日メイタイ牡31:47 1/5八木沢勝美尾形藤吉
第9回1960年4月3日コダマ牡31:54.0渡辺正人武田文吾
第10回1961年3月26日ユキロウ牡31:57.3渡辺正人松山吉三郎
第11回1962年3月21日カネツセーキ牡31:53.1伊藤竹男久保田金造
第12回1963年3月24日メイズイ牡31:53.5森安重勝尾形藤吉
第13回1964年3月29日シンザン牡31:51.3栗田勝武田文吾
第14回1965年3月28日ダイコーター牡31:50.9栗田勝柴田不二男
第15回1966年4月3日シヨウグン牡31:54.4中野渡清一中村広
第16回1967年3月26日メジロフレーム牡31:53.1矢野一博八木沢勝美
第17回1968年4月28日マーチス牡31:53.1保田隆芳伊藤修司
第18回1969年3月30日ワイルドモア牡31:56.7森安重勝尾形藤吉
第19回1970年3月22日タニノムーティエ牡31:49.9安田伊佐夫島崎宏
第20回1971年4月11日メジロゲッコウ牡31:52.1郷原洋行大久保末吉
第21回1972年5月7日タイテエム牡31:50.3須貝四郎橋田俊三
第22回1973年3月25日ハイセイコー牡31:51.0増沢末夫鈴木勝太郎
第23回1974年3月24日キタノカチドキ牡31:52.1武邦彦服部正利
第24回1975年3月23日ロングホーク牡31:51.8柴田政人松田由太郎
第25回1976年3月28日テンポイント牡31:52.4鹿戸明小川佐助
第26回1977年3月27日ヨシノリュウジン牡31:56.0中島啓之尾形藤吉
第27回1978年3月26日タケデン牡31:51.3岡部幸雄元石孝昭
第28回1979年3月25日リキアイオー牡31:49.9星野信幸伊藤竹男
第29回1980年3月23日サーペンプリンス牡31:54.3谷原義明大久保末吉
第30回1981年3月22日サンエイソロン牡31:53.7小島太古山良司
第31回1982年3月28日ハギノカムイオー牡31:51.5伊藤清章伊藤修司
第32回1983年3月27日タケノヒエン牡31:52.5本田優星川泉士
第33回1984年3月25日ビゼンニシキ牡31:50.6蛯沢誠治成宮明光
第34回1985年3月24日ミホシンザン牡31:49.5柴田政人田中朋次郎
第35回1986年3月30日サニーライト牡31:50.3大塚栄三郎吉野勇
第36回1987年3月29日マティリアル牡31:49.3岡部幸雄田中和夫
第37回1988年3月27日モガミナイン牡31:49.7安田富男加藤修甫
第38回1989年3月26日ナルシスノワール牡31:49.8菅原泰夫田之上勲
第39回1990年3月25日アズマイースト牡31:48.9菅原泰夫仲住芳雄
第40回1991年3月24日シンホリスキー牡31:50.3武豊岩元市三
第41回1992年3月29日ミホノブルボン牡31:50.1小島貞博戸山為夫
第42回1993年3月28日マルチマックス (競走馬)牡31:49.9田中勝春橋田満
第43回1994年3月27日ナリタブライアン牡31:49.1南井克巳大久保正陽
第44回1995年3月26日ナリタキングオー牡31:54.5南井克巳中尾謙太郎
第45回1996年3月24日バブルガムフェロー牡31:50.1岡部幸雄藤沢和雄
第46回1997年3月16日ビッグサンデー牡31:52.2蛯名正義中尾正
第47回1998年3月22日クリールサイクロン牡31:49.8蛯名正義稲葉隆一
第48回1999年3月21日ワンダーファング牡31:51.2幸英明領家政蔵
第49回2000年3月19日ダイタクリーヴァ牡31:49.1高橋亮橋口弘次郎
第50回2001年3月18日アグネスゴールド牡31:50.1河内洋長浜博之
第51回2002年3月17日タニノギムレット牡31:46.9四位洋文松田国英
第52回2003年3月23日ネオユニヴァース牡31:48.2M.デムーロ瀬戸口勉
第53回2004年3月21日ブラックタイド牡31:48.3横山典弘池江泰郎
第54回2005年3月20日ダンスインザモア牡31:47.3蛯名正義相沢郁
第55回2006年3月19日メイショウサムソン牡31:48.9石橋守瀬戸口勉
第56回2007年3月18日フライングアップル牡31:49.0横山典弘藤沢和雄
第57回2008年3月23日スマイルジャック牡31:48.9小牧太小檜山悟
第58回2009年3月22日アンライバルド牡31:50.8岩田康誠友道康夫

本競走からの春のクラシック競走優勝馬

創設年から皐月賞の前哨戦(後に皐月賞トライアル)として施行されているが22頭が皐月賞を制覇し、更に東京優駿(日本ダービー)桜花賞優駿牝馬(オークス)NHKマイルカップのいずれかを10頭が制覇している。第13回優勝馬シンザン、第43回優勝馬ナリタブライアンは本競走からクラシック牡馬3冠を成し遂げた。

また、このレースと皐月賞を連勝した馬14頭のうち、(3冠馬2頭を含む)10頭がその後、東京優駿(日本ダービー)か菊花賞を制している。

回数施行日馬名性齢着順優勝競走
第1回1952年3月10日スウヰイスー牝35着第12回桜花賞
第3回1954年3月21日ヤマイチ (競走馬)牝35着第14回桜花賞
第15回優駿牝馬
第6回1957年3月21日ヒカルメイジ牡31着第24回東京優駿
第7回1958年4月6日ダイゴホマレ牡31着第25回東京優駿
第8回1959年4月5日ウイルデイール牡32着第19回皐月賞
第9回1960年4月3日コダマ牡31着第20回皐月賞
第27回東京優駿
第12回1963年3月24日メイズイ牡31着第23回皐月賞
第30回東京優駿
第13回1964年3月29日シンザン牡31着第24回皐月賞
第31回東京優駿
第14回1965年3月28日キーストン牡32着第32回東京優駿
第15回1966年4月3日ニホンピロエース牡34着第26回皐月賞
第16回1967年3月26日リユウズキ牡36着第27回皐月賞
第17回1968年4月28日マーチス
タニノハローモア
牡3
牡3
1着
4着
第28回皐月賞
第35回東京優駿
第18回1969年3月30日ワイルドモア牡31着第29回皐月賞
第19回1970年3月22日タニノムーティエ牡31着第30回皐月賞
第37回東京優駿
第20回1971年4月11日ヒカルイマイ牡34着第31回皐月賞
第38回東京優駿
第22回1973年3月25日ハイセイコー牡31着第33回皐月賞
第23回1974年3月24日キタノカチドキ牡31着第34回皐月賞
第28回1979年3月25日カツラノハイセイコ
ビンゴガルー
牡3
牡3
2着
5着
第46回東京優駿
第39回皐月賞
第29回1980年3月23日ハワイアンイメージ牡32着第40回皐月賞
第31回1982年3月28日アズマハンター牡33着第42回皐月賞
第34回1985年3月24日ミホシンザン牡31着第45回皐月賞
第36回1987年3月29日メリーナイス牡39着第54回東京優駿
第38回1989年3月26日ドクタースパート牡33着第49回皐月賞
第41回1992年3月29日ミホノブルボン牡31着第52回皐月賞
第59回東京優駿
第43回1994年3月27日ナリタブライアン牡31着第54回皐月賞
第61回東京優駿
第51回2002年3月17日タニノギムレット牡31着第69回東京優駿
第52回2003年3月23日ネオユニヴァース牡31着第63回皐月賞
第70回東京優駿
第53回2004年3月21日ダイワメジャー牡33着第64回皐月賞
第55回2006年3月19日メイショウサムソン牡31着第66回皐月賞
第73回東京優駿
第58回2009年3月22日アンライバルド牡31着第69回皐月賞

関連項目

スプリングステークス


関連キーワードで検索

このページへのリンク: