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朗読(ろうどく)とは、声を出しながら文章を読むこと。「音読」ともいうが、「朗読」には感情をこめて読み上げるという意味あいも含まれる。

歴史を通じて、文学の享受のされ方は、黙読よりも朗読が中心であったとされている。識字率の低い社会では特に読み聞かせが重要となるが、19世紀イギリス中流階級のような教養のある家庭でも、小説や詩の朗読は家庭内での娯楽の一環として確固たる位置を占めていた。

英語圏では特に詩の朗読は、歌唱や楽器の演奏と同様、芸能として扱われていた感があり、単に声を出して読む、というよりも、そこにいかに感情をこめ、詩の韻律を浮かび上がらせるかに焦点が当てられた。

朗読・音読は受容的な目(黙)読に比べ、感情を込めて発声することでさらに肉体的・能動的な表現行為となり、より活性化させるということも言われている[1]任天堂のゲーム機、ニンテンドーDSのソフトである『脳を鍛える大人のDSトレーニング』にも音読関連のトレーニングがある。

なお、詩人で歌手の友部正人は、朗読と歌唱の関係を思考しつづけており、自身も多くの楽曲のなかでメロディのない言葉を織り込んでいる。アメリカで詩人の朗読をたくさん聴いてまわり、日本でそれに近いことをやろうと詩人とミュージシャンを招いて、詩の朗読会を主催している。

NHK・民放を問わず、放送局がアナウンサーによる朗読・読み聞かせ(子供を対象)の活動を積極的に展開している。日頃の放送で鍛えた発声法による美しい日本語の響きを広めることが目的となっている。

脚注

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参考文献

  • 川島隆太『「音読」すれば頭がよくなる 一日二〇分!能力はここまでアップする』 たちばな出版、2003年、ISBN 4813316964

関連項目

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