iPhone
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3世代のiPhone 左から右へ: オリジナル、3G、3GS. | |
| メーカー | アップル |
|---|---|
| 種別 | スマートフォン |
| 発売日 | オリジナル: 2007年7月29日[1] 3G: 2008年7月11日[2] 3GS:2009年6月19日[3] |
| 売上台数 | 21.17 million (as of Q2 2009)現在[update][4] |
| OS | iPhone OS 3.1.3 , 2010年2月3日 |
| 電源 | オリジナル: 3.7 V 1400 mAh 3G: 3.7 V 1150 mAh 3GS: 3.7 V 1219 mAh[5] 内蔵バッテリーはリチウムイオンポリマー二次電池[6] |
| プロセッサ | オリジナル & 3G: Samsung 32ビット RISC ARM 1176JZ(F)-S v1.0[7] 3GS: Samsung S5PC100 ARM Cortex-A8 833 MHz underclocked to 600 MHz PowerVR SGX GPU[10][11] |
| 対応ストレージ | フラッシュメモリ オリジナル: 4, 8, & 16 GB 3G: 8 & 16 GB 3GS: 16 & 32 GB |
| メモリ | オリジナル & 3G: 128 MB DRAM[12] 3GS: 256 MB DRAM[10] |
| ディスプレイ | 320 × 480 px, Template:Rnd/cExpression error: Unrecognised word "abs"dec1 in (Template:Rnd/cExpression error: Unrecognised word "abs"dec0 mm), 2:3 アスペクト比, 262,144-color 163 ピクセル/インチ (ppi) のLCD |
| サウンド | 二つのスピーカー、TRRSヘッドホンジャック、20Hz~20kHzまでの周波数応答のマイクロフォン |
| 入力装置 | マルチタッチタッチスクリーン液晶、ヘッドセットコントロール、近接周囲光センサー、3軸加速時計[13] 3GSデジタルコンパスも含む[14] |
| デジタルカメラ | オリジナル & 3G: 2.0 メガピクセル とジオタギング機能 3GS: 3.0 メガピクセルとビデオ撮影機能 (VGA で30 Frame rate), ジオタギング,オートフォーカス, ホワイトバランス, エクスポージャ |
| 外部接続 | Wi-Fi (IEEE 802.11iphob/g), Bluetooth 2.0+EDR (3GS: 2.1), USB 2.0/ドックコネクター クアッドバンド GSM 850,900,1800,1900MHz GPRS/EDGE[15] 3G also includes: A-GPS; トライバンド UMTS/HSDPA 850, 1900, 2100 MHz[16] 3GS also supports: 7.2 Mbps HSDPA |
| オンラインサービス | iTunes Store, App Store, MobileMe |
| サイズ | オリジナル: 4115 mm (縦)、61 mm (横)、11.6 mm (厚み) 3G & 3GS: 115.5 mm (縦)、 62.1 mm (横)、 12.3 mm (厚み) |
| 重量 | オリジナル & 3GS: 135g 3G: 133g |
| 関連商品 | iPod Touch |
iPhone(アイフォーン)は、アップル製のスマートフォンの名称、またはシリーズ全体の総称である。
キーパッドを廃しタッチパネルを主体としたデザイン、および従来にはなかったマルチタッチ(複数の指による操作)などによる新しいユーザーインターフェースが特徴である。
目次 |
バリエーション
iPhone
2007年1月9日に発表され、同年6月29日にアメリカ合衆国にて発売された。なお、初代iPhoneはクワッドバンドGSM端末であり、日本、韓国などの通信方式にGSMを採用していない国では使用できないため、これらの地域では初代iPhoneは販売されていない。
初めて携帯電話にiPod機能を搭載し、iTunesに搭載されているCover Flowを標準で搭載した。なお、初代iPhoneが発売された頃、Cover Flowは現行のiPodシリーズには搭載されていなかった。カラーはシルバーのみ、容量は発売当初は4GBと8GBの2通りだったが、後に16GBモデルが用意され、同時に4GBは販売を終了した。
iPhone 3G
iPhone 3G(第3世代携帯電話のiPhone)は、iPhoneの第二世代にあたる。2008年6月9日、WWDC 2008基調講演にて日本を含む22カ国で2008年7月11日からの発売が発表された[17]。日本での携帯電話事業者はソフトバンクモバイル が担当[18]。
3Gネットワークに対応、GPS搭載、MobileMe対応など、新たに機能が追加された。カラーはホワイトとブラックの2種類。容量は8GB(ブラックのみ)と16GBモデルが用意された。
iPhone 3GS
| この節には、一部のコンピュータや一部の閲覧ソフトで表示できない文字が含まれています(詳細)。 |
iPhone 3GSあるいはiPhone 3G🅂(Sを四角で囲む)である第3世代携帯電話のiPhoneは、iPhoneの第三世代である。2009年6月9日に発表された[19]。
iPhone 3GSでは、スピードと性能が iPhone 3Gと比べて最大2倍高速化し、バッテリー寿命も長くなったほか、3メガピクセルのオートフォーカスカメラ、ビデオ撮影、テザリング機能、音声コントロール(ハンズフリーボイスコントロール)、アクセシビリティ、デジタルコンパスといった機能が追加された。カラーは従来どおりホワイトとブラックの2通り、容量も16GBと32GBモデルが用意されている。iPhone 3Gは8GBのブラックのみが引き続き販売される。
主な仕様
iPhone
- 2007年6月28日(アメリカ時間)発売。当初はアメリカのみで、後にイギリス、フランス、ドイツ、アイルランド、オーストリアでも発売。
- カラーはシルバー、メモリ(データフォルダ)は4GB・8GB・16GBの3バリエーション。
- サイズは115 × 61 × 11.6 mm、重さは135g。
- 対応通信方式はGSM(850/900/1800/1900MHz)。データ通信はEDGE・GPRS。2Gのみの対応である。
- 連続待受時間:250時間 連続通話:8時間 ウェブブラウジング:6時間 連続音楽再生:24時間 連続ビデオ再生:7時間
- 200万画素パンフォーカスカメラを搭載(動画撮影不可)
- OSは発売当初はiPhone OS(OS X) 1.0。OSのアップグレードはメジャーバージョンアップを含め無料。
- ディスプレイは3.5インチ320x480ドット(163ppi)マルチタッチ液晶ディスプレイ。
- 無線LAN(Wi-Fi)(b/g)に対応。無線LANコントローラチップはMarvell社製 88W8686を採用し、専用チップセットは村田製作所が設計。
- 搭載CPUの型番は339S0030 ARM。ARMv6ベースのアーキテクチャのSIMDとFPUを内蔵する32ビットRISCプロセッサである。最高動作周波数は620MHzだがiPhoneでは412MHzに抑えられている。バージョン1.1.2から動作周波数が400MHzから412MHzに引き上げられた[20]。
- GPUはPowerVR MBX[21]
- メインメモリはMobile DDR SDRAM 128MB。
- PCとの接続はiPodシリーズと同じくDockコネクタを用いる。
- GSM/EDGEベースバンドチップはインフィニオン・テクノロジーズ社製
- フラッシュメモリはサムスン電子社製
- オーディオ再生にウォルフソン・マイクロエレクトロニクス社製コーデック、WM8758BG Audio Codecを搭載(D/Aコンバータ)。
- マルチタッチスクリーンインターフェース(キーボードモードでは同時入力1キー)。
- スクリーン表示によるキーボード(QWERTY)。日本語はスクリーン表示によるテンキー入力、中国語は手書き入力もサポート。
- バッテリーはリチウムポリマー2次電池。バッテリ交換のためには、20本ものネジを緩める必要があり、交換は容易ではない[22]。
iPhone 3G
- 2008年7月11日に日本を含む世界22カ国で一斉発売.
- カラーはホワイトとブラック、メモリ(データフォルダ)は8GB(ブラックのみ)・16GBの計3バリエーション。
- サイズは115.5 × 62.1 × 12.3 mm、重さは133g。
- 対応通信方式はW-CDMA(850/1900/2100MHz)、GSM。データ通信は3G:W-CDMA・HSDPA、2G:EDGE・GPRS。
- チップ自体はHSDPA 7.2Mbpsのカテゴリまで対応しているが本製品は最大3.6Mbpsまでに制限されている。
- 連続待受時間:300時間、連続通話:5時間(3G)/10時間(2G)、ウェブブラウジング:6時間、連続音楽再生:24時間、連続ビデオ再生:7時間
- 発売当初のOSはiPhone OS(OS X) 2.0。このバージョンから公式に好きなアプリケーションの追加が可能に(App Store経由)。
- 新たにGPSを搭載。
- その他の仕様はiPhoneと同様。
iPhone 3GS
- 2009年6月19日アメリカ,カナダなどで発売。日本では6月26日発売。
- カラーはホワイトとブラック、メモリ(データフォルダ)は16GB・32GBの計4バリエーション。なお、iPhone3Gの8GBモデルは継続して販売される。
- サイズは115.5 × 62.1 × 12.3 mm(iPhone 3Gと同一)、重さは135g
- 通信方式はiPhone 3Gと同一だが、HSDPAの最高速度が7.2Mbpsに
- 300万画素マクロ対応オートフォーカスカメラを搭載(動画撮影可能)
- OSは発売当初はiPhone OS(OS X) 3.0
- 搭載CPUは600 MHz ARM Cortex-A8
- 搭載GPUはPowerVR SGX
- メインメモリは256MB
- オーディオ再生に、ウォルフソン・マイクロエレクトロニクス製に比べて安価とされるシーラス・ロジック社製コーデックを採用。
- 新たに電子コンパスを内蔵
- 新たにNike + iPodに対応(レシーバーを内蔵)
- ボイスコントロール(音声認識による操作)に対応
- ハードウェアによる暗号化(AES 256bit)
- バッテリーを長持ちにした。
- その他の仕様はiPhone、iPhone 3Gと同様
オペレーティングシステム
詳細は「iPhone OS」を参照
iPhoneのオペレーティングシステムはアップルによってiPhone OS [23]、もしくはOS X iPhone[24]と呼ばれている。iPhone OSはXNUカーネルをベースとし、Cocoa Touchを中心としたフレームワーク群を持つ、Mac OS X v10.5のサブセットである。
機能
概略
- 電話
- 初代iPhoneはクワッドバンドGSM端末であり、通信方式にGSMを採用していない国(日本、韓国)では使用できなかったが、その後発表されたiPhone 3GはUMTS方式による3Gに対応し、日本国内で使用可能となった。着信拒否機能はない。日本においては、公衆電話からの着信が非通知と表示されてしまう。
- 無線アクセス
- Bluetooth 2.0による無線PAN、IEEE 802.11b/gによるWi-Fi無線LAN、EDGE(規格上最大473.6kbps)およびGPRS(規格上最大171.2kbps)パケット通信規格による無線WANなど、多様な無線アクセスを内蔵。
- マルチタッチスクリーンによる直感的操作
- キー入力やスタイラスなどは必要なく、指で直接画面上のアイコンやキーボード、ボタン等に触れるマルチタッチスクリーン方式を採用している。また他社にない独自の操作法を採用し、フリック(はじく)、タップ(軽く叩く)、ピンチ(つまむ)の3種類のシンプルな動作により直感的な操作ができる。
- iPhone発売後、他メーカーからもマルチタッチスクリーンパネルを利用した携帯電話製品が出ているが、これらの製品の操作性はiPhoneを完全に再現・模倣しているわけではなく、多くの相違点がある。
- 写真
- 写真管理ソフトウェアにより写真をアップロード、表示、メールに添付できる。マルチタッチで画像を自由に拡大したり、回転させたりできる。
- 動画
- 3.5インチのワイドディスプレイでテレビ番組、映画などを見ることが出来る。また、アップルとYouTubeの提携によりiPhoneに最適化された(H.264)YouTubeが利用可能である。
- iPhone 3GSでは、撮影した動画も見ることが出来るようになる。
- インターネット
- 搭載されているSafariはJavaScriptエンジンを内蔵しAjaxアプリケーションを利用可能。RSSやSVG、タブブラウズに対応している。JavaおよびFlashには対応していない。iPhone/iPod touch対応サイトを除く携帯電話端末専用サイトは閲覧不可。
- メール
- MMSにiPhone OS 3.0で対応、一般のPOP3、IMAPメールサーバにも接続することが可能である。
- 米国Yahoo! Mail(@yahoo.com)に関しては携帯メールのようなプッシュ型電子メール(自動受信)にも対応したメールが利用可能であるが、米国Yahoo! Mailではエンコードの違いから、auとの日本語でのメールのやりとりで文字化けが発生する。また、国内Yahoo メールのベータ版からの受信が不安定で、一部受信できない不具合を抱える。
- アップルの有料サービスMobileMe、MicrosoftのMicrosoftExchangeのメールアカウントもプッシュ機能を備える(MicrosoftExchangeは法人向け)。
- MMS
- iPhone OS 3.0(2009年6月17日配信開始)で対応。
- SMS
- SMSはiChatを思わせる吹出しを使った対話形式で、メッセージが表示される。最大670文字まで送信できる。
- 地図
- アップルとGoogleの提携により、iPhoneに最適化されたGoogle Mapsが利用可能である。最新版のiPhone OSだとWi-Fiホットスポットや携帯電話基地局から自分の位置情報を取得できる。iPhone 3GではGPSを搭載したことにより、精度の高い位置情報を取得できる。専用アプリケーションを追加することでGoogle Earthも利用可能となった[25]。
- 音楽
- 音楽ライブラリのレイアウトはこれまでのiPodから変更され、より分かりやすいセクション、大きなフォントになっている。Cover Flowにより、iTunesのようなカバーを写真ライブラリで表示可能である。
- アクセシビリティ
- iPhone 3GSでは視覚障害のあるエンドユーザー向け機能として、ボイスオーバーによる画面の操作ガイド、ズーム・反転表示を搭載した。また聴覚障害のあるエンドユーザー向けには、モノラル音声出力機能を搭載した。
- センサー
- iPhoneは、3つの異なるセンサーを搭載している。
- 近接センサーは、筐体のそばに耳があることを検知すると、誤作動が起きないようにタッチスクリーンが無効化される。
- 輝度センサーは、周囲の明るさをセンシングする。センシング結果に基づきタッチスクリーンの明るさを調整する。
- 3軸加速度センサーは、筐体の姿勢をセンシングする。センシング結果に基づき、本体の向きに合わせて画面の表示を縦と横に切り替える。
- カメラ
- iPhoneとiPhone 3Gでは、2メガピクセルカメラを搭載。ボタンはシャッターのみで機能設定、オートフォーカス、ライト、動画撮影機能は搭載されていない。QRコード読み取りにはソフトウェアの追加が必要。
- iPhone 3GSでは、3メガピクセルオートフォーカスカメラを搭載し、動画撮影にも対応している。
- ウィジェット
- 天気予報、株価が見られるウィジェットがプリインストールされている。
- その他の機能
- iTunesやMobileMeからアドレスブック、E-mailアカウント、ブラウザのブックマークの情報を同期できる。
- iPhoneのカレンダー相当ソフトはiPhone単独での予定の追加機能とパソコンへの再同期をサポートしている。iPodは曲の再生回数、レイティング、On-The-Goプレイリスト以外のパソコンへの再同期を出来なかった。
- 日本で販売されている一般的な携帯電話と違い音量設定を保存することはできず、必要があれば通話ごとに設定を変更しなければならない。
iPod touchとの相違
iPhoneとiPod touchはハードウェア・ソフトウェア共に共通点が多い。 iPhoneのみで使用可能な機能は以下の通り。
- 音声通話やSMS、MMSが利用できる。
- HSDPA(W-CDMA)などにより、無線LAN以外のデータ通信ができる。
- マイク、カメラを搭載している。(ただしマイクは、第2世代のiPod touchであればアップル製ヘッドホンなどマイク付きのものを接続することで代替できる。)
- GPSを搭載している。
他のソフトバンク携帯電話との相違
以下の機能はiPhoneには搭載されていない
- 受信したメールのSMSへの転送
- ワンセグ(ただし下記で述べるソフトバンクモバイルの外付けの「TV&バッテリー」を使えば視聴可)
- おサイフケータイ(FeliCa)
- 着うたの購入などといった日本独自のサービス(ただしiTunes Storeにおいて類似のサービスを提供している)
- 電池交換(iPod同様ユーザ自身での電池交換は認められておらず、メーカー側での有料(アップル社では9,800円、ソフトバンクショップでは8,820円)の本体交換となる)
- 外部メディアの利用
- Yahoo!Japanのプレミアム会員向けサービスを非会員でもYahoo!ケータイから利用することで会員並みにサービスを受けられるが、iPhoneにおいては例外となり利用できない(Yahoo!オークションの入札金額の緩和など)。
他のスマートフォンの多くと同じようにグローバルモデルであるため、現在の主要な日本国内向け携帯電話に搭載されている、多くの機能が装備されていない。修理についても、原則として本体交換での対応となる。
アクセシビリティ
iPhone 3GSでは視覚障害のあるエンドユーザー向け機能として、ボイスオーバーによる画面の操作ガイド、ズーム・反転表示を搭載した。また聴覚障害のあるエンドユーザー向けには、モノラル音声出力機能を搭載した。これらの支援機能をアップルはiPhoneにおけるアクセシビリティ機能として位置づけている。触覚によるフィードバックが期待できないタッチパネル方式を採用しつつ、視覚障害者でも操作ができるインターフェースとして音声による操作ガイドを搭載したことは、他社のアクセシビリティ機能で類をみない先進的な取り組みであると評価されている。
製造
iPhoneやiPodの製造は、台湾の鴻海精密工業が行っていると言われている[26]が公表されていない。英国の男性が買った本体の中に、工場でのテスト撮影と思われる写真が入っていたとして、工場労働者の写真がインターネットにアップロードされた。この労働者は「iPhoneガール」と呼ばれインターネットを中心に話題となった。後に、英国の男性は噂系サイト「macrumors.com」の管理人であること、一連の騒動が「ネタ」である可能性も指摘されている[27]。
アメリカの試算調査会社iSuppliによると、iPhoneの部品等コストから算出した利益率は最大53.1パーセントである[28]。
故障
iPhone 3Gに付属していた「Apple 超コンパクト USB 電源アダプタ」について、特定の状況下においてプラグ部分 (金属製の差し込み部分) が外れて電源コンセント内に残り、それが感電の原因となる可能性があることが確認されたため、Appleは「Apple 超コンパクト USB 電源アダプタ交換プログラム」を実施している[29]。
また少数だが、爆発事故も報告されている。
年表
- 2007年
- 2008年
- 1月15日 - 販売台数が400万台となった事が発表された[33]。
- 2月5日 - 16GBモデル発表、販売開始[34]。
- 3月 - 3月末時点で累計販売台数は540万台と公表[35]。
- 5月 - カナダ、中南米、チェコ、エジプト、ギリシャ、イタリア、インド、ポルトガル、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、トルコの各国および地域における販売が決定した。
- 6月4日 - ソフトバンクモバイルがアップルとの契約締結を発表[18]。
- 6月9日 - iPhone 3Gを日本を含む22カ国で7月11日より販売すると発表[36]。販売台数は600万台に達したと発表[37]。
- 6月8日 - ソフトバンクモバイルがiPhone 3Gを7月11日販売すると発表。
- 7月11日 - ソフトバンクモバイルがiPhone 3Gを12時から、表参道店では7時から(MNPは9時から)販売。
- 7月14日 - iPhone 3G の販売台数が3日間で世界で100万台を突破[38]。App Storeによる、アプリケーションのダウンロード数は1000万を突破[39]。
- 2009年
- 2月27日 - ソフトバンクモバイルが「iPhone for everybody キャンペーン」を開始(当初は5月31日までだったものが9月30日まで延長され、さらに2010年1月31日まで延長された)
- 6月9日 - iPhone 3GSを発表。
- 7月10日 - 台湾・香港・マカオにおいて販売を開始。
- 8月3日 - NTTドコモ2009年度第1四半期の決算会見にて、代表取締役社長である山田隆持が「諦めたわけではない」と発言し含みを持たせた[40]。
- 8月 - iPhoneが爆発し、スクリーン部分のガラスの破片が目に刺さる事故がフランスで2件発生した[41][42][43]。
- 10月30日 - 中国本土において販売を開始。
- 11月28日 - 韓国において販売を開始。
販売されている国および地域一覧
2009年12月現在、世界94カ国・地域で販売されている[44]。
世界各国での販売には、商標の調整が必要だった。
- アメリカ: シスコシステムズ[30][31]。
- カナダ: コムウエーブ・テレコム。
- 日本: アイホン(こちらの綴りはAiphone)(インターホン国内最大手・アイホン社(名古屋市)が表記が紛らわしいということでアップル社に協議を申し入れ、日本語表記(片仮名)を長音(長音符・音引き)を含む「アイフォーン」とすることで決着)[45]。
- 中国: 漢王科技[46]。
シスコシステムズやアイホンからは使用許諾を得て共存する事になったが、漢王科技からは同意を得られていない。
日本における販売・価格・契約
日本におけるキャリアはソフトバンクモバイルである。価格、サービス概要に関しては2008年7月4日、同社のサイト[47]で公開された。
日本国内での発売日は2008年7月11日で、ソフトバンクショップと一部の家電量販店で一斉に販売開始された。なお、日本のApple Storeでは当初デモ機の展示、ワークショップ、購入後のサポート及び各種アクセサリーの販売のみに留まっていたが、2008年12月16日から本体の販売が開始された。
契約
iPhoneの仕様・インターフェイス・操作性は、最近日本で販売される携帯電話と異なるため、販売店ではiPhoneを販売する前に、「iPhone3G ご契約に際してご注意項目」を説明し、内容を確認した旨のサインを求めている。
ただし、説明用書面に記されている「いかなる状況においてもキャンセルできない」や「キャンセルは受付しませんのでご注意ください」との文言は消費者契約法などに照らして無効であると特定非営利活動法人消費者機構日本は指摘している。また、同機構は、他機種の第3世代携帯電話では通話・通信が正常に可能であるのにiPhone 3Gでは通話・通信に不具合が生じる場合がある点についてiPhone 3G自体に由来する瑕疵であるとし、その瑕疵の存在を契約前に確認していなければ、民法上、契約を解約できるようにするべきだと指摘している[48] 。
なお、この件を伝えているCNET Japanの記事では、ソフトバンクモバイルはショップにて電波状況確認用の端末の貸し出しを行っていない[49]としているが 、実際は一部店舗を除き(iPhoneではないものの)エリアチェック用の携帯電話端末の貸出しを行っている。
料金
- 8GBモデル(iPhone 3G):69,120円
- 16GBモデル(iPhone 3G):80,640円
- 16GBモデル(iPhone 3GS):57,600円
- 32GBモデル(iPhone 3GS):69,120円
両モデルとも、新スーパーボーナスでの購入の場合、毎月の基本料金や各種オプション料金から1,920円引き×24回(24回払いまたは一括払いの場合)の「スーパーボーナス特別割引」が適用される。なお、契約変更・買い増しの場合は若干金額が異なる。
| 項目 | 月額換算 |
|---|---|
| ホワイトプラン(i) | 980円 |
| パケット定額フル | 1,029円~5,985円 |
| S!ベーシックパック(i) | 315円 |
| 新スーパーボーナス特別割引 (最大24回) | -1,920円 |
| 端末購入代金 | 2880円 |
| 最低支払額 (3か月目~26か月目) | 3,284円 |
※ 上記例の場合、1~2か月目および27か月目以降の最低支払額は2,324円
料金プランはホワイトプラン(i) のほか、ゴールドプラン(i) やブループラン(i) なども選択可能。 ただし、どの料金プランでもパケット定額フル(月額1,029~5,985円)とS!ベーシックパック(i)(月額315円)の利用が必須となるため、 iPhone 3G利用者の毎月の電話サービス利用料は2,324円(ホワイトプラン(i) の場合)からとなり、ここから最大24回にわたって特別割引分が引かれ、また分割払いの場合は割賦金がさらに加算されることになる。
また、保証サービスはソフトバンクの「あんしん保証パック」ではなく、アップルの「AppleCare Protection Plan for iPhone」(7800円)を利用することになる。落下など、取り扱い上の不注意による事故は、AppleCare Protection Plan for iPhoneの適用外となるため、全損扱いとなる場合は、8GB・16GB共に22,800円がかかる。
通信品質確保対策のため2009年12月1日から、パケット定額で月間1,000万パケット以上(1,000万パケットは約1.2Gバイト[52]、1日あたり約40Mバイト)使用のユーザーに対しパケット通信の速度制御を行う予定[53]。
MMS
2009年6月に実施のiPhoneOS 3.0アップデートによって、MMS(S!メール)に対応した。このため、iPhoneでは@softbank.ne.jpと既存の@i.softbank.jpとを併用することになる。@i.softbank.jpドメインのEメールはiPhoneがMMSに対応していない時に用意されていた物である[54]。また現時点では、デコレメール(一部は受信可能。送信は不可)は利用不可(MMSには対応していないが@i.softbank.jp及びPCメールアドレス使用でデコレメールを送信できるアプリ有り)
USIMカード
USIMカードはiPhone専用となり、既存のSoftBank 3G契約のUSIMカードは使用できない。また、iPhone専用のUSIMカードを他のSoftBank 3G端末に使用することもできない[55]。
ソフトバンクモバイルによる独自のサービス
2008年10月30日に、ソフトバンクモバイルから自社のiPhoneユーザーのみに対する新たなサービスと機能が追加が発表された[56]。
発表内容は次の3点である。
- ソフトバンクテレコムによる公衆無線LANの「BBモバイルポイント」を無料で利用できる「公衆無線LANし放題」を提供すること。
- iPhone 3G専用の「TV&バッテリー」(ワンセグチューナーと無線LANとバッテリーを内蔵)を2008年内に発売する予定であること。
- 「TV&バッテリー」は2008年12月31日にソフトバンクの直営店舗である、ソフトバンクショップ仙台クリスロード、渋谷、六本木、表参道、八重洲中央、名古屋、横浜ザ・ダイヤモンドの7店舗で先行販売された。そして新年が明けて1月1日にApp Storeよりワンセグ視聴アプリ「テレビ」の無料配布が始まりiPhone 3Gでワンセグ視聴が可能となった。2009年1月6日に「TV&バッテリー」の全国販売が1月9日からであることが発表された。
- 2010年1月からは「TV&バッテリー」で受信したワンセグ映像を、無線LAN使用時にインターネット経由で遠隔受信可能にする「TVモバイル」が開始している(有料、3回まで試用可)。
- 2008年内に絵文字の送受信に対応すること。
絵文字
絵文字に関しては、 iPhone OS 2.2(2008年11月21日配信開始)より対応した。絵文字が送信できるのは、SoftBankのメールアカウントおよびSoftBank SIMを使っている、OS バージョン2.2以降 のiPhoneのみである。SMS、MMS、Eメール(i) 作成時において絵文字キーボードが表示される。キャリア間の相互変換については下記の通り。
- ソフトバンク、ディズニー・モバイル 2008年11月21日対応
- イー・モバイル、ウィルコム 2009年1月22日対応
- KDDI 2009年2月25日 iPhoneへ送信対応(iPhoneからauへの送信は2009年2月26日対応)
- ドコモ 2009年6月1日 iPhoneへ送信対応(iPhoneからドコモへの送信は2009年2月26日対応)
端末と通信キャリアの分離へのテストケース
日本では現在第三世代携帯電話が主力であるが、このiPhoneはその次の世代の携帯電話システムのテストケースと見なすこともできる。総務省は、日本の携帯電話事業においても有線電話網と同様に「端末と通信キャリアの分離」を最近の方針としており、制度移行のため段階的に様々な施策を行っている。
日本では、今日まで一般に通信事業者が端末の開発と販売において主導的な立場をとっていた。これに対し、iPhoneはアップル社が端末の開発と商品販売について主導権を握っており、ソフトバンクモバイルは販売代理と通信回線の提供を行っているにすぎない。端末と通信キャリアの完全分離が実現すると、通信事業者は端末の開発には一切関与できなくなることから、今後の事業展開にあたってiPhoneの行方に注目している。
日本以外での販売・価格・契約
アメリカ
初代iPhoneではiPhoneのアメリカ合衆国でのキャリアはAT&T Mobilityのみであり、初代の価格は当初、2年間契約の縛り付きで4GBモデルがUS$499、8GBモデルがUS$599であった。また従来までの携帯電話と異なり、ユーザー使用月間料金の一定の割合がオペレータ(アメリカではAT&T)からアップルへ支払われる収入配分方式(Revenue Sharing)をとっている。アメリカでは従来までの携帯電話は、ほとんど全て端末の売りきりであった。
契約するためには、まずApple StoreもしくはAT&TストアでiPhoneを単に購入したのち自宅のPCもしくはMac上のiTunesを使ってインターネット経由でiPhoneのアクティベートおよびiPhone専用料金プランの選択を行うという形式を取っていたが、2008年6月9日に店頭にて契約とアクティベーションを行う形態へ変更された。番号ポータビリティの手続き等も全てiTunes上で可能であり、徹底してAT&Tのセールスパーソンの関与を省いている。iPhoneのデータ通信はどのプランを選択しても定額になっている。契約に際し、クレジットチェックがAT&Tによっておこなわれるため、アメリカでソーシャルセキュリティーナンバー(SSN)を所持していない、もしくはクレジットスコアが低かったりするとAT&Tの提示する後払い方式のプランでは契約できなくなる場合がある。プリペイド式のプランを選択する事も可能であるが、プリペイド式は後払い式よりも料金が高い。iPhone 3G以降のモデルからはプリペイド式は廃止され後払い方式に一本化された。
アップルは2007年9月5日に、ホリデーシーズンに向け8GBモデルの販売価格の599ドルから399ドルへの値下げと4GBモデルの生産停止および在庫限り299ドルへの値下げを発表した。2007年9月7日に、599ドルでのiPhone購入者の抗議を受け値下げ前にiPhoneを購入しリベート等を受け取っていない顧客向けに100ドルのAppleStoreクレジットを配布すると発表した[57]。2008年2月5日には初代iPhoneの16GBモデルをUS$499で発売。2代目であるiPhone 3Gの価格は2年間の契約を結んだ場合8GBモデルUS$199, 16GBモデルUS$299。3代目のiPhone 3GSの価格は2年間の契約を結んだ場合16GBモデルUS$199, 32GBモデルUS$299である。なお、3代目の発売後も、2代目の8GモデルのみUS$99へ値下げされた上で販売を継続している。
- 月額使用料(データ通信料$30を含む)
- $69.99(450分)
- $89.99(900分)
- $109.99(1,350分)
- $129.99(無制限)
iPhone 3G以降はデータ通信料が$20から$30に値上げされた。
iPhoneの独占的なキャリアであるAT&Tの回線はパンク寸前である。2009年現在、AT&Tのデータトラフィックは2年前の500倍に膨れ上がっている[58]。エリアや能力にムラがあり、主要都市でも回線が追いつかない。特にヘビーユーザーの多いニューヨークとサンフランシスコは深刻である。ユーザーに使用自粛を呼びかけている[59]。
ヨーロッパ
イギリスにおける独占販売キャリアはO2、ドイツではT-Mobile、フランスではorange(フランステレコム)と発表された。フランスでは法律との兼ね合いでSIMロックなしのモデルも発売されている。ドイツにおいても裁判所の命令を受け、一時SIMロックがなくT-mobileとの契約なしで販売された[60][61]。
イギリスにおける独占販売キャリアはO2のみであったが2009年11月よりOrange UK(フランステレコム)もiPhoneの販売に参入し、2つのキャリアからの販売となりイギリスでは独占販売終了となった。2010年1月14日からVodafon ukもiPhoneの販売に参入し、これでイギリスでは、O2、Orange、Tesco Mobileに続き4番目のiPhone提供キャリアになる。
価格はイギリスで税込み269ポンド、ドイツで399ユーロ、フランスでは価格は料金プランによって399、549、649ユーロの3種類(価格は全て2007年12月現在)。SIMフリー機はドイツでは999ユーロ、フランスでは649ユーロ。
販売台数
2007年9月10日には、前日の時点で販売台数100万台となったことが発表された[32]。2008年5月末現在、欧米など6カ国での販売台数は600万台に達した[37]。アップルは2008年末までに累計1000万台の販売を目指していた。
米市場調査会社IDCによると、2008年第1四半期の米国スマートフォン市場におけるアップルのシェアは19.2%。ちなみにカナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)が販売する「BlackBerry」(ブラックベリー)のシェア44.5%には及ばないが、パームのシェア13.4%を上回る[62]。
2008年10月22日、アップルは2008年度第4四半期にiPhoneを6,892,000台とRIMよりも多くの台数を販売したと発表[63]。目標より3か月以上早く累計で1000万台を超えたことが判明した。
2008年7~9月の米国内での販売台数でも、それまで3年間首位を維持してきたモトローラのMotorola RAZRを初めて抜き、首位に躍り出た。[64]
日本においては、iPhoneの新規発売に際しては、元々からの話題性の高さもあったにせよ、アップルが予約販売を認めなかった為に、全国各地で購入希望者の行列が作られ、携帯電話の新機種発売としては異例の盛り上がりを見せた。ソフトバンクモバイルの販売ランキングでは、iPhone 3G(16Gバイト)が2008年9月14日時点までは10週連続首位であった[65]。
2009年6月19日から米国などで販売が開始されたiPhone 3GSは、発売から3日で100万台以上を売り上げた。[66]
なお、日本単独での販売台数は公開されていない。
SIMロックと解除
SIMロック版のiPhoneは購入後、販売している地域でiPhone専用の料金プランと契約しなければ緊急電話としてしか機能しない。しかし、発売当初からユーザにより様々な不正解除方法が紹介されている。SIMロックを解除すればGSM方式を採用している携帯電話事業者で使用できる。アップルもソフトウェアアップデートで対策しているが、いたちごっこになっている。
2007年7月、ヨン・レック・ヨハンセンがAT&Tへの登録なしに起動させるツール「Phone Activation Server」を公開。電話としては機能しないものの、その他は機能したとしている。同年8月25日、アメリカ在住の17歳の少年が夏休み中に計500時間を費やし、iPhoneのSIMロックを解除したと発表した[67]。また「iPhoneSimFree」というグループが、iPhoneのSIMロックを簡単に解除できるソフトウェアを開発した。同グループはこのソフトの販売を予定している。
アップルの2007年9月27日に公開したiPhone 1.1.1で、一部の非正規の手順でロック解除されたiPhoneが使用できないようになった[68]。
アジア諸国では、不正にSIMロックを解除したiPhoneが大量に流通しており、タイ王国の携帯電話最大手Advanced Info Serviceによると、2008年7月現在、タイで14万人が利用していると推計されている[69]。2007年10月時点では、125万台のうち20%の25万台がAT&T以外と契約されていた[70]。
SIMロックを法律で禁止しているフランスや香港などにおいては、正規にSIMロックの無い端末が販売されている。この事から、当該国から個人輸入及び、業者やバイヤーによりSIMフリー版の並行輸入をするケースが多い。但し、並行輸入のSIMフリーの販売代行業者やネットオークションでの詐欺行為も目立つ問題も出ている。
2009年11月10日よりイギリスでは、他の通信キャリアによるiPhone販売参入がはじまり、O2によるiPhone独占販売終了、それにともないO2は正規にSIMロック解除サービスをはじめた。iPhone以外のすべての携帯電話及びスマートフォンでも SIMロック解除サービスは受けられるがプリペイド式携帯電話は有料サービスによるSIMロック解除となる。当然O2カスタマー専用のサービスなので他の 通信キャリアの人はO2によるサービスは受けられない。18ヶ月か24ヶ月の縛りインセンティブ制 があるため顧客の他の通信キャリアへの移動も少なく、バッテリーや性能、デザインを考慮すると携帯電話は、消耗品になるので、常に新しいものに買い替える 必要があり、もしこのSIMロック解除サービースを1つ通信キャリアだけで行うと古いSIMロック解除携帯電話は、他の通信キャリアのユーザーにも売るこ とが出来るため、逆に集客につながる。中古携帯電話を購入者が存在する場合、リサイクルと言う点ではエコロジーにもなる。
写真集
脚注
関連項目
- 携帯電話
- アメリカ合衆国における携帯電話
- スマートフォン
- ハンドヘルドコンピュータ
- タンジブルユーザインターフェース
- モバイル
- iPod
- iTunes
- iTunes Store
- iPod管理ソフト
- Newton Messagepad - かつて発売されていたアップル製PDA。
外部リンク
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