内容違い (放送)

内容違い(ないようちがい)とは、放送においては、いわゆる放送事故の形態を示すものであることがあり、この場合、放送の内容が予定されたものとなっていない状態を示す。ただし、事件事故災害などの緊急事態による放送内容の変更などは含まない。

放送は毎日、その開始から終了まで、緻密な進行計画に従って行われる。この進行計画を示した放送の設計図が「放送進行表」「放送運行表」などと呼ばれるもので、新聞などの番組欄となっているものはその抜粋である。

放送開始当時、放送は放送進行表に従い、主調整室において、全て人手により切り替え操作が行われ、送出されていたため、「不体裁」と共にこの事故の発生は多かった。これを防ぐため、現在は、自動番組制御装置によりこの操作は自動化されている。しかしながら、自動番組制御装置とこれに付随する各種送出装置から成る「送出システム」は複雑で、トータルとしてどうしても不具合を生じやすい上に、放送進行表自体の制作、すなわち番組編成や、放送に用いる個々の素材の制作、あるいは送出装置への素材セットなどは、その自動化に限界があるため、内容違いは、機械、人為、いずれかの原因により不規則かつ突発的に発生する。現在、機械的な対策に加え、人手による何重ものチェック体制がとられてはいるが、完全に無くすまでには至っていない。

民間放送の場合、特にCMの送出順序、送出時刻等について多くの細かな約束があり、例えばその送出順序が決められているものの送出順序がずれると、いかにその映像音声が正常に放送されても、内容違いとなり、放送事故となる。この放送事故は、一般の視聴者にはわからない。また、素材が「生放送」の場合、副調整室での切り替えミス等によっても内容違いが発生することがある。

内容違い (放送)


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