オビエド

関連キーワードで検索

関連キーワードで検索

'Oviedo'

  


アストゥリアス州
面積181.6km²
標高708m
人口224,713人(2008年)
人口密度1,203人/km²

北緯43度21分36秒 西経5度50分42秒 / 北緯43.36度 西経Expression error: Unrecognised word "abs"度 / 43.36; -5.845

オビエドOviedoアストゥリアス語Uviéu)は、スペイン北部の都市。アストゥリアス州の州都。

目次

地勢・産業

約25キロ北の港湾都市であるヒホンに近い工業都市。カンタブリア山脈の北麓に位置している。19世紀以降、近隣で産出される石炭、鉄鉱石を背景に鉱工業が発展した。

歴史

サン・サルバドル大聖堂
サン・サルバドル大聖堂

8世紀始め、アストゥリアスはイスラム教徒に征服されたが、すぐに伝説的な王ペラーヨよってキリスト教徒に奪回された。761年ごろ、修道院長マクシムスはオビエドに修道院を建てた。8世紀末のアストゥリアス王アルフォンソ2世 (アストゥリアス王)は西ゴート王国の後継を自負し、オビエドを都としてアーヘントレドを模した宮廷・教会組織を作り、司教座を創建し、都を教会や修道院で飾った。

914年、アストゥリアス王国は都をレオンへ遷した。これ以降は、レオン王国と呼ばれ、のちにアストゥリアスはカスティーリャ王国、スペイン王国の一部となった。

近代に入ると、ナポレオンの侵入によって一時荒廃したが、近隣の地下資源を背景に工業都市として発展を遂げた。炭鉱労働者などが多いこともあり、20世紀にはいると労働運動が盛んになった。1934年には、大規模な労働者の蜂起(アストゥリアス革命:es)が起こったが、のちに独裁者となるフランコ指揮の軍に鎮圧された。1936年に勃発したスペイン内戦においては、北部の重要な工業都市であったことから、反乱軍がこの都市の確保を重視し、早期に制圧された。その後、政府側との激しい攻防が展開されたため、再び街は荒廃した。

文化

オビエド考古学博物館があり、先史時代やローマ帝国時代などについての様々な展示がされている。

教育

市内にはオビエド大学があり、多くの学生がオビエドとその周辺で生活している。

観光と世界遺産

logo

オビエドとアストゥリアス王国の建造物
スペイン

サン・ミゲル・デ・リリョ教会
サン・ミゲル・デ・リリョ教会
英名Monuments of Oviedo and the Kingdom of the Asturias
仏名Monuments d’Oviedo et du royaume des Asturies
登録区分文化遺産
登録基準文化遺産(1)(2)(4)
登録年1985年
拡張年1998年 
備考 
公式サイトユネスコ本部(英語)
世界遺産テンプレートを使用しています
 Template‐ノート:世界遺産概要表 

オビエドはアストゥリアス革命とスペイン内戦で破壊され、古い町並みはあまり残されていない。大聖堂は内戦後に再建されたものである。世界遺産となっているアストゥリアス王国時代の教会は郊外にあり、訪れるにはバスを使う。

  • サン・サルバドル大聖堂(es) - 元は9世紀にアルフォンソ2世の命で建てられたもので、14世紀からゴシック様式で増築された。
  • アストゥリアス考古学博物館(es) - 先史時代からアストゥリアス王国時代の遺品を収蔵する。
  • アストゥリアス美術館(es

世界遺産

オビエドおよびレナ(オビエドから南に34kmの町:es)にある9世紀の教会3つは、1985年に「アストゥリアス王国の教会」としてユネスコの世界遺産に登録された。1998年に3つの建造物が追加され、「オビエドとアストゥリアス王国の建築物」と改名された。

  • サン・ミゲル・デ・リーリョ教会(es
  • サンタ・マリーア・デル・ナランコ教会(es
  • サンタ・クリスティナ・デ・レーナ教会(es
  • カマラ・サンタ・デ・オビエド(es
  • サン・フリアン・デ・ロス・プラードス教会(es
  • フォンカラーダの泉(es

この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。

  • (1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
  • (2) ある期間を通じてまたはある文化圏において建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
  • (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。

ギャラリー

スポーツ

2005年,2006年のF1チャンピオンであるフェルナンド・アロンソの出身地。レアル・オビエドがオビエドを本拠地とするサッカークラブであり、2部リーグに在籍する。

姉妹都市

参考文献

  • 『地球の歩き方 スペイン 2004~2005年度版』ダイヤモンド・ビッグ社、2004年、364-366頁
  • D・W・ローマックス『レコンキスタ』刀水書房、1996年、40-43頁
  • 立石博高編『スペイン・ポルトガル史』山川出版社、2000年、73-74頁

関連項目

外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

スペインの世界遺産
World Heritage Sites in Spain

文化遺産
コルドバ歴史地区 | グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン |ブルゴス大聖堂 | マドリードのエル・エスコリアルの修道院と遺跡 | アントニ・ガウディの作品群カサ・ミラグエル公園サグラダ・ファミリア)|アルタミラ洞窟 |セゴビア旧市街と水道橋| オビエドとアストゥリアス王国の建造物群 | サンティアゴ・デ・コンポステーラ | アビラ旧市街と市壁外の教会群 | アラゴンのムデハル建築 | 古都トレド | カセレス旧市街 | セビリア大聖堂アルカサルインディアス古文書館 | サラマンカの旧市街 | ポブレー修道院 | メリダの考古遺産群 | サンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院 | サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路 | クエンカの歴史的城壁都市 | バレンシアラ・ロンハ・デ・ラ・セダ | ラス・メドゥラス | バルセロナカタルーニャ音楽堂サン・パウ病院 | サン・ミジャンのユソ修道院とスソ修道院 | アルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区 | イベリア半島の地中海沿岸の岩絵 | サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナ | タラゴナの考古遺産群 | エルチェの椰子園 | ルーゴのローマ城壁 | バル・デ・ボイのカタルーニャ風ロマネスク様式聖堂群 | アタプエルカの考古遺跡 | アランフエスの文化的景観 | ウベダバエサのルネサンス建築物群 | ビスカヤ橋 | ヘラクレスの塔
自然遺産
ガラホナイ国立公園 | ドニャーナ国立公園 | テイデ国立公園
複合遺産
イビサの生物多様性と文化 | ピレネー山脈のモン・ペルデュフランスと共同)
世界遺産 | ヨーロッパの世界遺産 | スペインの世界遺産 | 五十音順 | [編集]
ウィキメディア・コモンズに、スペインの世界遺産に関連するマルチメディアがあります。

オビエド


関連キーワードで検索

このページへのリンク: